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男女共同参画関連イベント等参加報告

【全国公立小・中学校女性校長会】第69回全国公立小・中学校女性校長会全国研究協議大会(開催:2019.8.1~2)

 全国公立小・中学校女性校長会は、女性校長の地位の確立および人材育成を図りながら学校教育の振興に寄与することを目指し、昭和26年に結成された組織です。
 結成当初80名だった会員は、現在4,230名となり、来年は70周年を迎えます。

 毎夏開催される全国研究協議大会が、今年は埼玉県川越市を会場に行われ、全国から750名を超える女性校長の方々が集まりました。埼玉県が会場になるのは2度目で、初回は昭和53年に、前年に設立された当会館(当時は「国立婦人教育会館」)を会場に、第28回大会が開催されたそうです。
 今大会は、主題を「未来を拓き 心豊かにたくましくいきる日本人を育成する学校教育の推進」、副主題を「日本文化への誇りをもち 共に学び 未来社会を切り拓く力を育む学校経営」とし、1日目には、開会式の後、文部科学省大臣官房審議官による関連施策にかかわる講演や、埼玉県在住の盆栽家 山田香織氏の記念講演がありました。
 2日目には、6つの分科会に分かれ、各々のテーマに即した協議が行われました。そのうち、筆者が参加した分科会は、「教職員の参画意識を高め、組織の活性化を図る学校経営~男女共同参画社会の充実を目指して~」を議題とし、山口県の取組事例の報告に続き、グループでの熱心な討議および全体での共有、指導助言者による講評が行われました。盛会となった大会は、参加者が再び集結した閉会式で締めくくられました。

参考資料:全国公立小・中学校女性校長会編『第69回全国公立小・中学校女性校長会全国研究協議大会 第24回関東地区公立小・中学校女性校長会研究協議会 埼玉大会紀要』令和元年8月1日