独立行政法人 国立女性教育会館

　男女共同参画を目的とした青森県初のＮＰＯ法人として2002年5月7日設立。会員の多くが、1999年～2007年に青森県が実施した女性人材養成講座「あおもり女性大学」卒業生及び関係者であるため、男女共同参画に関する認識が一致。また、会員は県内各地域の団体のリーダー及びキーパーソンとして活動しており、地域に密着した活動展開が可能で、青森県内のみならず全国と広くネットワークを構築し多様な地域活動を展開。
　2002年、青森県男女共同参画センター委託「メディア調査研究」を契機に、メディアの影響力の大きさを再認識し、メディアと協働し男女共同参画の情報を発信する事業を展開。地元新聞２紙へのエッセイ連載。県内７自治体広報誌へのエッセイ提供は、毎戸配布の行政広報誌の活用ということで住民への理解促進のみならず、各自治体担当者の意識変革につながった。
　2007年に市町村と女性活動団体等で構成する男女共同参画ネットワーク・津軽広域設立の中心的役割を果たしたことは、その後の県内各地域ネットワーク設立時のコーディネーターとしての役割につながる。2006年～2008年に(財)日本女性学習財団の情報誌「ウィラーン」に、同一テーマで『エッセイ』『データトーク』『スポット歴史』を連載し好評を得る。
　2011年からは認定ＮＰＯ法人ＷＡＮとのネットワークで「ブックトークフォーラム」を開催、継続中。
　2014年からは弘前市との協働で事業展開。2016年度は「女（ひと）と男（ひと）をつなぐ～社会を変えるエンパワーメント塾」を毎月1回、会員が講師となり開催継続中。
　2015年度青森県いきいき男女共同参画社会づくり表彰で団体奨励賞受賞。
　今後も次代を担う若い人たちにつなぐための事業を展開する。