独立行政法人 国立女性教育会館

　２０１９年６月８日（土）、NWECの地元埼玉県嵐山町に日本最大級の「千年の苑ラベンダー園」が
グランドオープンします。
　オープン日から７月７日（日）までの１か月間は、平日を含めた毎日ラベンダーまつりが開催されます。
イベントの詳細と千年の苑ラベンダー園に関するあれこれを、嵐山町役場の担当者にNWEC職員が聞きました。

　受付でお渡しするリングに入るだけ摘んでいただけます。リングの直径は3センチくらいで、だいたい50～60本は入ります。
　ラベンダーの摘み取りができる園は実はそう多くないのですが、嵐山町は貸出用ハサミのある限り毎日何人でも摘み取っていただけます。
　ハサミの本数ですか？400本用意しました。実は昨年の千年の苑プレオープンイベントで、ハサミ200本を用意して同様の摘み取り体験を実施したのですが、予想以上の人気ぶりでハサミが足りなくなり、ラベンダーはいくらでもあるにもかかわらず、かなりお待たせしてしまったんです。
　今年はハサミを大増量してお待ちしております。

　イベント広場では、お食事もできます。地元嵐山町の名物が楽しめるのがウリです。
　ごはんものですと、うどんは地粉を使ったもの（注：実は埼玉はうどん生産量全国2位）、それに土日には地元B級グルメの辛モツ焼きそばも販売します。あとはカレーなど、何店か出店する予定です。スイーツも地元カフェが出店します。
　もちろん定番のラベンダーソフトクリームもありますよ。

　ラベンダーまつりではラベンダースティック製作という体験イベントもあるのですが、その講師の方々が作るハンドメイド品を始めとした小物を販売します。
　あとはラベンダーの苗や地元野菜などを販売します。

　埼玉県のほぼ中央に位置する嵐山町、都心から1時間で行くことができるこの町に、日本最大級のラベンダー園として誕生したのが「千年の苑ラベンダー園」です。約8ヘクタールの約敷地に5万株が咲き誇ります。
　鎌倉武士の鑑とまで讃えられた畠山重忠公の居住していた菅谷館跡から見下ろせるこの地は、木曽義仲公生誕の地の近くでもあります。冷酷な面を持つ源氏一族の中でも純粋で素直な心を持つといわれている木曽義仲公、剛勇かつ公正であり優しい人柄といわれている畠山重忠公は、乱世を望まず穏やかな世の中の実現を真に願っていたに違いありません。
　当時から約千年の時を経た現在、この思いを込めた美しい地を創るという意味をこめ「千年の苑」という名称を付けました。（ラベンダーまつりパンフレットより）

　NWECからだと近いですね。車なら5分、自転車でも10～15分くらいでしょうか（注：NWECには宿泊者向けレンタサイクルがあります）。
　電車の場合は駅からバスで10分ですが、ラベンダーまつり期間中はバスの本数を増便します。1時間に1本程度となる見込みです。
　おむつ替えや授乳用のスペースは、ご不便をおかけしますが今のところ用意がありません。いずれは整備していかなければと考えています。
　※6/18追記：おむつ替えシート付トイレが整備されたとのことです。

　もともと嵐山町には都幾川桜堤という花の名所があるのですが、桜に続く初夏の時期に見頃を迎える花であること、花そのものの美しさを見て終わりではなくその匂いや加工品など、長く楽しめる花であることから千年の苑をオープンすることにした次第です。
　それと、別に狙ったわけではありませんが、当町ゆるキャラ「むさし嵐丸」、国蝶オオムラサキ保護や森づくりの活動拠点として当町にある「オオムラサキの森」、そして今回のラベンダーと、嵐山町＝紫づくしになってしまいました。ラベンダーは嵐山町のイメージカラーに合う花だった、とお考えいただければと思います。

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（NWEC職員の感想）
　千年の苑、とにかく広いです。NWEC職員が行ってみた5月時点では見頃には少し早かったのですが、ラベンダーまつりの頃には辺り一面がラベンダーの香りに包まれそうです。
　また千年の苑の徒歩圏内には嵐山渓谷バーベキュー場もあり、BBQとラベンダーの両方を楽しむのもいいかもしれません。そして何より、近くにはNWECがございます！
　NWECではラベンダーまつり期間中、「らんざんラベンダープラン」をはじめ、たくさんの宿泊プランを用意して皆様のお越しをお待ちしております。