NWECとは

理事長あいさつ

理事長あいさつ

一人ひとりが、その個性と能力を十分に発揮できる社会へ

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 国立女性教育会館(NWEC)は、男女共同参画社会形成の促進に資する我が国唯一の女性教育のナショナルセンターとして、昭和52(1977)年に設立されました。以来、全国の男女共同参画推進センター・女性団体・地方自治体・大学・学校・企業等と幅広く連携を図りつつ、研修、専門的な調査研究や情報・資料の提供等などの教育・学習支援を行うことで、男女共同参画社会実現のための推進拠点としての役割を果たしてまいりました。女性教育指導者や関係者、あらゆる分野での男女共同参画を推進するリーダーをはじめとして、男性、若年層にも対象を広げ、男女共同参画社会の地盤を固めるための努力を重ねています。

 令和4(2022)年12月に内閣府に設置された「独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)及び男女共同参画センターの機能強化に関するワーキンググループ」では、全国津々浦々で男女共同参画社会の形成を促進することを目指し、「全国のセンターを強力にバックアップするため、NWECの主管を内閣府へ移管し(文部科学省は引き続き共管)、地域における人材育成機能や拠点機能等の機能強化」「センターについて、各地域の課題に応じてその役割を十全に果たす観点から、専門人材の育成・確保、関係機関・団体との連携強化等の機能強化」という二つの方針のもと、その在り方についての検討を行うための議論が重ねられました。そして、令和5(2023)年4月にまとめられた報告書では、必要な人員体制や予算措置を前提として、内閣府移管後にNWECが取り組むべき40以上の項目が具体的に示され、この内容について、国が策定する「女性活躍・男女共同参画の重点方針(女性版骨太の方針)2023」や「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2023」にも関連記載が盛り込まれたところです。

 令和5(2023)年に発表されたジェンダーギャップ指数は146カ国中125位と、過去最低を更新し続けています。この状況を改善するため、今回示された取り組むべき項目について、着手できるところから早速取り組んでいきたいと考えています。

 事業については、引き続き、ICTを活用した非対面型学習機会の提供、オンデマンド形式のコンテンツ提供、ライブ配信を活用した研修を継続し、より広域で、幅広い年齢層の方々に学習機会を提供するとともに、対面型の集合研修を並行して実施します。また、全国の男女共同参画センターとの連携を強化していくとともに、企業・大学・学校・NPO法人等のより多くのステークホルダーとの連携協働を拡充していく所存です。

 引き続き、皆さまのご指導、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2024年4月
独立行政法人国立女性教育会館理事長
萩原なつ子

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