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国立女性教育会館30周年記念国際シンポジウムを実施

開催期間:平成19年11月20日(火)


 国立女性教育会館は今年、1977(昭和52)年の開館からちょうど30年の節目を迎えました。開館30周年を記念し、11月20日(火)、国際シンポジウム「時代を拓く アジアの女性リーダー 〜女性の人材育成を支援するために〜」を開催しました。このシンポジウムでは、アジアにおける女性のさらなるエンパワーメントをすすめるため、日本・中国・韓国の行政、企業、NGO/NPO等で国際的に活躍する女性リーダーを招き、女性がリーダーとして能力を発揮するために必要な資質や環境整備について幅広く意見交換するとともに、これからの時代に求められる女性リーダー像、および女性リーダーを育成するために必要な社会的支援のあり方を展望することをねらいとしました。国際シンポジウムの様子国際シンポジウム コーディネーターとシンポジストコーディネーターに有馬真喜子氏(特定非営利活動法人ユニフェム(国連女性開発基金)日本国内委員会理事長)、シンポジストとして中国から張(チャン) 静(ジン)氏(中華全国婦女連合会常務委員、弁公庁主任)、韓国からキム キョンエ氏(韓国女性政策研究院(KWDI)院長)、日本から内海房子氏(NECラーニング株式会社代表取締役執行役員社長)と郷通子氏(お茶の水女子大学学長)を招き、それぞれどのようにキャリアを積み重ねてきたか、女性団体、行政・研究組織、企業、大学における女性リーダーとしての個人史を語ってもらった後、各国・各分野の女性の人材育成支援における課題についてディスカッションを行いました。シンポジストは女性リーダーとしてそれぞれの分野でトップランナーの方々ですが、自身のキャリア形成を率直に語ってもらったことで、参加者にとって身近に感じることができたという声が寄せられるとともに、ワーク・ライフ・バランスや男性の意識改革の必要性など、日本・中国・韓国の社会が男女共同参画に向けて抱える共通の課題を見出すことができました。
 なお、シンポジウム終了後に、サカモトミュージックスクールの皆様による開館30周年記念ミニコンサートを行いました。

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