男女共同参画センター万博

男女共同参画センター万博

札幌市男女共同参画センター

(2024年5月14日更新)

【所在地】札幌市北区北8条西3丁目札幌エルプラザ内

事業の取組概要

 札幌市男女共同参画センターは、札幌市の男女共同参画社会実現の拠点施設として、2003年に開設されました。女性リーダーや起業家の育成といった「ガラスの天井」アプローチと、女性に対する暴力や困窮の問題などの「ベタつく床」アプローチとを両輪で進めることを大切にしています。

逸品紹介「ジェンダー課題解決のための連携・協働のハブ役割」

 札幌市男女共同参画センターでは、生活が厳しい女性の方々に「ほんのきもちギフト」(生理用品や食料品)を配布するイベントを2020年12月から毎月開催しています。物資を配布するだけではなく、札幌市内の女性支援団体と協働で、来られた方への面談を行い、必要な支援につなげるための継続的なサポートを行っています。これは、コロナ禍のときにさまざまな相談が来た際に、市内の女性支援団体の方々と「Cloudy」というネットワークを構築したことがきっかけでスタートしました。札幌市内には力強いさまざまなNPOがありますが、社会的課題に対応するために、団体が連携し、それぞれの強みを出し合い、解決に向けてアクションを起こすことが必要だと考えます。

 他にも、起業やスタートアップといった分野もジェンダーギャップの大きい分野の一つです。行政機関や金融機関、民間企業などとネットワークを構築し、起業やスタートアップにおけるジェンダー課題を提示し、ともに解決を目指す、といった取り組みもこれまで行ってきました。

「ほんのきもちギフト」配布イベントの様子

女性起業家プレゼンイベント「WATASIMO」の様子

 札幌市男女共同参画センターは、ジェンダー課題解決のための連携・協働のハブ機能を担うことを目指しています。さまざまなステイクホルダーが連携し、課題解決のための集合的な影響力を持つことを「コレクティブ・インパクト」と言いますが、これからもジェンダーギャップの大きい分野に越境していき、その分野のプレイヤー、ステイクホルダーの方々にジェンダーの視点からの課題を提案し、ともに解決するネットワークを構築することを進めていきます。

PRやメッセージ

 札幌市男女共同参画センターでは、逸品紹介でお伝えしたとおり市内の団体などのローカルなつながりや連携を重視する一方で、全国の男女共同参画センターや自治体、NPOとのつながり、そして国際的な機関や女性たちのアクションなどからたくさんの情報や刺激をいただいています。

 今後も皆さまとのネットワークを拡げ、深めながら、地域の取り組みを進めたいと思っていますので、ぜひ全国、世界の皆さんと繋がらせてください!

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