独立行政法人 国立女性教育会館

政策・方針決定過程への女性の参画拡大に向けて、学校における管理職に占める女性の割合の現状把握を目的として、「学校基本統計」のデータをもとに、管理職の職位別や都道府県・政令市ごとの男女別教員数や女性比率等の動きを整理し、「見える化」しています。

NWECでは、令和４年度文部科学省委託事業「女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業（学校教育分野における女性の意思決定過程への参加（普及啓発事業））」を受託し、事業の一環として開催した「学校における男女共同参画研修」のプログラムのなかから、事例を中心とした内容の一部を抜粋・編集した資料集を作成しました。

学校教育における男女共同参画に関する課題の1つである女性の管理職登用の促進をテーマとし、統計データを用いて現状をわかりやすく示すとともに、女性の管理職登用の促進に向けた基本的な考え方や、実践事例を交えた取組のヒントをまとめたものです。（令和４年３月刊行）

男女共同参画の推進には、固定的な性別役割分担意識の解消や、「無意識の思い込み（アンコンシャス・バイアス）」に気付いて言動等を見直していくことが必要です。特に、学校教育において教職員が男女共同参画を推進する意識の醸成を図ることは、子供たちの男女共同参画意識を育むための基盤とも言えます。

NWECでは、令和2年度文部科学省「次世代のライフプランニング教育推進事業」を受託し、初等中等教育学校の教員を対象とした研修プログラムと教材を開発しました。

この研修プログラムは、初等中等教育の学校現場における男女共同参画について、教員自身の「無意識の思い込み（アンコンシャス・バイアス）」への気付きを促し、男女共同参画の基本理念や意義を整理するとともに、日常の教育活動や学校運営などを男女共同参画の視点から捉え直し、自身の指導のヒントにつなげることを目的として、開発しました。

政策・方針決定過程への女性の参画拡大に向けて、学校における管理職に占める女性の割合の現状を把握することを目的として、「学校基本統計」および「公立学校教職員の人事行政状況調査」のデータをもとに、管理職の職位別や都道府県・政令市ごとの性別教員数や女性比率等を整理して「見える化」しています。

平成30年度に公表した「学校教員のキャリアと生活に関する調査」の結果をもとに、学校において管理職に占める女性の割合が低い背景について、教員の管理職志向に関わる意識や家庭生活の役割分担とその意識などの観点から解説し、合わせて女性の管理職を増やすことの意義や事例をもとにした取組のポイントをまとめたものです。(令和２年３月刊行）

平成28～30年度「女性教員の活躍推進に関する調査研究」の一環として、平成30年1～2月に行ったウェブアンケート調査の結果をまとめたものです。この調査は、学校教育における女性管理職登用の課題を明らかにすることを目的として、全国3,000校の公立小学校・中学校の本務教員を対象として実施しました。男女教員の職場環境や労働時間、管理職に関する意識、性別役割分担およびその意識等の実態について、約23,800人の教員の方々からの回答を集計したものです。（平成30年11月刊行）

平成28～30年度「女性教員の活躍推進に関する調査研究」の一環として、平成30年1～2月に行ったウェブアンケート調査の結果の概要です。この調査は、学校教育における女性管理職登用の課題を明らかにすることを目的として、全国3,000校の公立小学校・中学校の本務教員を対象として実施しました。男女教員の職場環境や労働時間、管理職に関する意識、性別役割分担およびその意識等の実態について、約23,800人の教員の方々からの回答を集計したものです。（平成30年11月刊行）

「女性研究者支援のためのシステムの構築と政策提言のための研究－日中韓の比較から－」（科学研究費助成事業）の報告書です。
本研究は、女性研究者比率の伸張が見られる韓国、科学工学系博士取得者数が増加している中国とを比較研究することにより、共通する課題を明らかにすると共に、韓国、中国の女性研究者支援のシステムの考察を目的とした、平成24年度から26年度の３年間にわたって行った研究の成果です。（平成27年3月刊行）

平成25年度～26年度「大学等における男女共同参画に関する調査研究」の成果をまとめました。大学の男女共同参画やマネジメントにかかわるあらゆる立場の方々が、取組みをすすめるうえで役立つ情報や事例をまとめています。

「女性研究者支援のためのシステムの構築と政策提言のための研究－日中韓の比較から－」（科学研究費助成事業）の報告書です。女性研究者の登用及び参画の実態を把握するために国立大学の男女研究者4,940人を対象に実施したアンケート調査についてまとめたものです。（平成25年3月刊行）

「女性のキャリア形成に関する実証的・実践的研究－複合キャリア形成過程とキャリア学習－」（科学研究費補助金）の報告書です。　本研究は、女性のキャリアを複合キャリア(職業キャリアと社会活動キャリアの複合)としてとらえ、生涯発達という個人的側面と社会形成という社会的側面の両面から、その形成過程を実証的に明らかにし、さらにその結果を踏まえてキャリア形成のための学習プログラムの開発に取り組んだ、平成22年度から24年度の3年間にわたって行ってきた研究の成果です。（平成25年3月刊行）
平成22年度から23年度に、本研究で実施した、NPO、地域活動や職業生活を通して活躍する女性たち対象のインタビュー調査の中から、18名の方のキャリア形成事例を「女性のキャリア形成支援サイト」に掲載しています。どうぞご覧ください。

平成23年度～24年度に実施した調査研究「男性の家庭・地域への参画を促進するための調査研究及びプログラム開発」の成果を踏まえ、女性関連施設など、地域において男女共同参画を推進する機関や団体等が、男性の家庭・地域参画を進める学習プログラムを企画・実施する際に活用していただけるよう作成した指導者・支援者向け教材です。（平成25年3月刊行）

平成22年10月9日に実施した｢女性のエンパワーメント国際フォーラム｣の抄録及び｢アジア太平洋地域の女性リーダーエンパワーメントセミナー｣の成果をまとめたものです。（平成23年3月刊行）

女性関連施設における取り組み状況に関する調査報告書

平成20・21年度「地域活性化に向けた男女共同参画推進に関する調査研究」基礎資料（中間報告）です。男性の次世代育成支援活動への参画を促進する取り組みについてのヒアリング調査をまとめたものです。（平成21年3月刊行）

男女共同参画社会の実現のためにどのような支援が必要とされているかを検討するため、女性が若い時期から、ライフステージ別の自己のイメージを持ち、その可能性を広げられることを目的とした「女性のライフプランニングに資する学習支援のあり方」について調査研究を行い、報告書にまとめたものです。

• 全文（PDF）

女性が地域活性化やまちづくりの場面で活躍し、地域の活性化を図っていく女性参画を高めるための学習機会、学習支援のあり方を地域の現場から導き出すことを目指した調査研究を行い、報告書にまとめたものです。

• 全文PDF

平成19・20年度に実施した「人身取引の多面的防止・教育・啓発に関する調査研究」の概要と成果をまとめたものです。

平成19年度文部科学省委託事業「女性の理工系進路選択支援に関する調査研究」の報告書です。社会教育施設で理工系進路選択支援に取り組む意義、事業を展開するための具体的な方法、プログラムの展開例などをまとめた実践ガイドです。（平成20年3月刊行）

会館を中心とする実行委員会が行った、平成18年度文部科学省委託「女性の理工系進路選択支援事業」の報告書です。女性関連施設や大学等が平成18年度までに実施した女子中高生向けの理工系支援事業の実践事例を紹介するとともに、女性関連施設が企画できる新しいプログラム案を作成し収録しています。

平成15年度～17年度「生涯学習の活用と女性のキャリア形成支援に関する調査研究」の報告書です。
第1部はヌエックブックレット３,４を活用して行った連携プログラムの結果をまとめました。
第2部は、第1部の結果と、3年間の調査研究に基づく研究論文をまとめました。

「女性の生涯学習とエンパワーメント～日本・韓国・ノルウェー・アメリカの４カ国比較調査から～」の「概要編」部分のみ冊子にしたものです。
（「女性の生涯学習とエンパワーメント」は日本・韓国・ノルウェー・アメリカ4ケ国で行ったアンケート調査、インタビュー調査の結果に基づき、海外カウンターパートの協力を得て報告書にまとめたものです。）

平成13年度～16年度「女性の学習関心と学習行動に関する国際比較調査」の報告書です。
日本・韓国・ノルウェー・アメリカ4ケ国で行ったアンケート調査、インタビュー調査の結果に基づき、海外カウンターパートの協力を得て報告書にまとめました。

「女性の生涯学習とエンパワーメント～日本・韓国・ノルウェー・アメリカの４ケ国比較調査から～」の「英語版」です。
（「女性の生涯学習とエンパワーメント」は日本・韓国・ノルウェー・アメリカ4ケ国で行ったアンケート調査、インタビュー調査の結果に基づき、海外カウンターパートの協力を得て報告書にまとめたものです。）

「女性の多様な生涯学習の調査研究」の報告書です。キャリア形成に生涯学習をいかした20人の事例集です。

平成15年度～17年度「生涯学習の活用と女性のキャリア形成支援に関する調査研究」成果の一部で、平成15年度に文部科学省からの委託を受けて実施した調査をもとに、生涯学習をキャリア形成にうまく結びつけている女性20人へのインタビューをまとめたブックレットです。
このブックレットをキャリア形成を考える際の参考にしていただけたら幸いです。
なお、本書の姉妹版として ヌエック・ブックレット４「キャリア形成にＮＰＯ活動をいかした女性たち」、 ヌエック・ブックレット５「夢をかたちにした女性たち」があります。

生涯学習関連機関で学ぶ女性の学習活動の実態及び学習要求を、日本と韓国のそれぞれで明らかにし、そのデータを比較分析することにより、女性のエンパワーメントを促進するための方策を提示することを趣旨としてまとめたものです。（平成15年3月刊行）

会館では、昭和58年度以来「高等教育における女性学関連科目開設状況調査」を実施していますが、第10回目にあたる今回は「高等教育機関における女性学関連科目等の調査研究」企画委員会を開設して平成12年度開講科目について「学務関係基本調査」と「教員調査」を実施しました。本報告書はその結果を集計分析したものです。