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調査

中華人民共和国で学術調査を実施

開催期間:平成26年6月15日(日)〜18日(水)


 国立女性教育会館では、平成24年度より「女性研究者支援のためのシステムの構築と政策提言のための研究—日中韓の比較から—」(基盤研究C 研究代表者 内海房子)を実施しています。
 本研究は、科学技術・学術分野における女性研究者の登用及び参画を推進するための政策とシステムを提示することを目的としています。
 上記研究の一環として、平成26年6月15日(日)から18日(水)まで、研究国際室研究員、事業課専門職員および研究協力者 大浜慶子氏(神戸学院大学教授)とともに、北京市内の大学および研究機関を訪問し、中国における女性研究者の実態と支援について聞き取り調査を実施しました。
 訪問先と主な内容は下記のとおりです。
 ・清華大学教育研究院常務副院長 史 静寰教授
  (清華大学の女性研究者の現状や史 教授が会長を務める「北京市首都女教授協会」について など)
 ・北京大学婦女問題研究中心常務副主任 魏 国英教授
  (北京大学の女性研究者の現状について など)
 ・中華女子学院副学長 李 明舜教授
  (中華女子学院の女子学生の現状や女性学関連のカリキュラムについて など)
 ・中華全国婦女連合会婦女研究所 肖 揚副所長
  (婦女研究所の概要、中国の女性科学者の現状と婦女研究所の取組、全国規模の学術団体である「中国婦女研究会」について など)

 本調査の成果は、今年度作成を予定している当研究の報告書に掲載し、国立女性教育会館のホームページでも公表する予定です。

関連リンク

清華大学教育研究院 史教授
北京大学中外婦女問題研究中心(ウィメンズ・スタディーズ・センター)の皆さんと

中華女子学院での聞き取り
中華全国婦女連合会婦女研究所の皆さんと

中華全国婦女連合会婦女研究所での聞き取り
(左:肖 揚副所長、右:国際研修(平成22年度)修了生の馬 冬玲研究員)

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