国際連携

国際協力機構との連携

実施報告

平成19年度 国別研修(カンボジア)

開催期間:平成19年5月22日(火)〜6月18日(月)


この研修は、国際協力機構(JICA)が実施している「カンボジア王国ジェンダー政策立案・制度強化支援計画技術協力プロジェクト」のカウンターパートの人材育成を目的としています。2004年度から開始し、今回が4回目の最終年度となりました。
女性省職員3名、統計研究所職員1名の計4名が参加し、5月22日〜6月18日の4週間の日程で行いました。4名の研修生のうち3名は、2004年度に研修生として会館を訪れています。その時にお世話になったヌエック・ボランティアさんと再会し、ホームステイや意見交換会をするなど、心温まる交流の機会もあり、研修生全員にとって、嵐山町、そしてヌエックは忘れがたい土地となったようです。
研修プログラムは、会館が長年調査研究を続けている男女共同参画統計に関する蓄積を生かして企画しています。研修員は男女共同参画統計の基礎知識と技法を習得し、学んだことを活用して統計冊子を作成しながら現状把握力、男女共同参画意識、実践力に磨きをかけます。本年度は、政策担当者を利用者として想定し、カンボジアの政策の中で重視されている課題に沿ってジェンダー指標を選び、指標を統計数値(図表)と文章によって説明する冊子を作成しました。
帰国後にこの冊子の完成度をさらに高め、省内で活用されるものにしてほしいと思います。

1.熱心に講義を聴く研修生たち 1.熱心に講義を聴く研修生たち

2.富山県の農業女性グループ食彩工房たてやまのみなさんと 2.富山県の農業女性グループ食彩工房たてやまのみなさんと

3.閉講式の様子 3.閉講式の様子

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