独立行政法人 国立女性教育会館

平成19年1月28日（月）から2月22日（金）の約１ヶ月にわたり、「女性の教育推進セミナーII」を実施しました。このセミナーは、国際協力機構（JICA）から委託を受け、アジア、アフリカ、中近東等の開発途上国で女性の教育問題に携わっている方々を対象に、平成13年度から継続して実施しているものです。
本年度は、アフガニスタン、ラオス、ニジェールから各2名、ガンビア、マラウイ、ネパール、マリ、パレスチナ、シエラレオネから各1名計12名の研修員を迎えました。
研修員たちは、日本の教育制度や女子教育に関する講義、小学校、女子中学校・高等学校への訪問、カントリーレポートの発表、アクションプラン（行動計画）の作成などを通じて、開発途上国における教育へのアクセスや教育達成度における男女格差是正のための政策の立案、実施に必要な知識や考え方を学びました。
NWEC滞在中は、会館ボランティアのご協力により生け花を体験し、また、嵐山国際交流協会のご協力によりホームステイが行われ、研修員にとって日本の文化に接する良い機会となりました。