独立行政法人 国立女性教育会館

平成29年6月1日に韓国済州島で開催された国際会議、「女性のリーダーシップをエンパワーする」（主催　韓国両性平等教育振興院）で会館職員が報告を行いました。会議は、韓国両性平等教育振興院長　Moosuk Min氏の開会の辞で始まり、UN Womenのプログラム・マネージャー Melissa Alvarado氏による「女性のリーダーシップを促進するためのUN Womenの戦略」と題した基調講演や、韓国ジェンダー平等と家族省局長Nansook Park氏による韓国政府の施策、シンガポールの民間団体　Center for Creative Leadership上級研究員Sophia Zhao氏による女性エグゼクティブを対象としたリーダーシップ研修に関する発表もありました。

会館職員からは「日本における女性のリーダーシップとエンパワー：NWECの調査と研修から」と題した報告を行いました。NWECの取り組みと目的、日本女性の社会的地位について紹介したうえで、会館が実施している「男女の初期キャリア形成と活躍推進に関する調査」で得られた知見や、女子中高生夏の学校、女子大学生キャリア形成セミナーなどの若い女性を対象とするリーダーシップ育成に関する実情や課題、今後の方向性等について報告しました。