独立行政法人 国立女性教育会館

６月２５日に先進７カ国の女性リーダーに関する世論調査「レイキャビク・リーダーシップ指数」の報告会が都内で開催され、研究国際室職員が出席しました。G7諸国の1万人を対象にした女性リーダーに対する世論調査を100点満点で評価する「レイキャビク・リーダーシップ指数」は、組織のトップや組織内で意思決定に関わる地位に対して、どの程度「男性と女性が等しくふさわしい」と思われているかを測定したものです。
日本のスコアは６１で英国（７２）やカナダ（７１）と比較して女性がリーダーシップを発揮することが、社会の中で受容されにく現状があきらかになりました。こうした現状を改善するためには、女性リーダーのロールモデルを示すことや、家事・育児の分担の必要性が共有されました。

「レイキャビク・リーダーシップ指数」は世界約80カ国、350人の女性政治家から構成される「女性政治指導者の会(Women Political Leader)」と調査会社のKantarが共同で実施した、調査結果に基づいています。