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フィンランド女性協会連合(NYTKIS)事務局長カッコラ氏の来日プログラム

開催期間:2024年1月24日(水)~26日(金)


 令和5年度NWECグローバルセミナー開催にあたり、基調講演者として1月22日(月)~26日(金)の日程で来日したフィンランド女性協会連合(NYTKIS)事務局長のシラ・カッコラ氏は、男女共同参加センター横浜フォーラムの見学やW7の運営委員であるプラン・インターナショナル・ジャパン職員との懇談、内閣府男女共同参画局の訪問を通して、日本とフィンランドのジェンダー平等を推進する取組について意見交換しました。
 1月23日(火)は、横浜市にある男女共同参画センター横浜フォーラムを訪問し、理事長田雑由紀乃氏、館長常光明子氏、相談センター長丹羽麻子氏から、横浜市男女共同参画センターについてのご説明をいただきました。横浜市には現在3つの男女共同参画センターがあり、センター横浜はそのうちの一つです。センター横浜では幅広く事業を展開しており、情報事業、広報啓発事業、調査研究事業、相談事業、就業支援事業、ワーク・ライフ・バランス支援事業、心とからだのセルフケア事業、女性への暴力防止と被害者支援事業などに取り組まれています。カッコラ氏は特にワーク・ライフ・バランス事業で男性の子育て参画を促すために、父親と赤ちゃんの体操教室があることに対して、ジェンダー平等への取組に男性を巻き込むことがフィンランドでも議論されていると共有しました。
 館内の見学では、特に情報ライブラリは蔵書が7万冊もあり、カッコラ氏も大変参考になると興味をもっていました。

センター見学をするカッコラ氏センター見学をするカッコラ氏

男女共同参画センター横浜で記念写真男女共同参画センター横浜で記念写真

 1月24日(水)午前にはプラン・インターナショナル・ジャパンからの情報提供をうけました。
 プラン・インターナショナル・ジャパンの長島美紀氏と澤柳孝浩氏から、プラン・インターナショナル・ジャパンについて、そして両氏が運営委員として携わったWomen7(W7)についてご説明いただきました。

説明をうけるカッコラ氏 説明をうけるカッコラ氏

 1月24日(水)午後には岡田恵子内閣府男女共同参画局長を表敬訪問しました。岡田局長から内閣府男女共同参画局のジェンダー平等への取組について、上場企業での女性役員を増やす取組や災害時のジェンダー平等への取組などについてご説明いただきました。
 男女共同参画センター、W7、内閣府男女共同参画局についての情報収集と意見交換を通じて日本のジェンダー主流化の取組への理解を深めることで、カッコラ氏のグローバルセミナーでの講演とディスカッションへの良い布石となりました。

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