独立行政法人 国立女性教育会館

　４月２６日（水）に韓国両性平等教育振興院（キム・ジェイン院長）と交流・協力に関する協定を締結しました。会館が外国の機関と協定を結ぶのは今回が初めてとなります。　協定締結式は、韓国ソウル市にある両性平等教育振興院において行われ、ソン・ヒョンジュ両性平等教育振興院教授の司会により進められました。初めにキム院長より両性平等教育振興院の使命と協定への期待について挨拶があり、神田理事長からは協定締結を契機として、両機関のこれまでの活動を踏まえた相互の交流・協力による両機関の一層の発展を祈念する旨の挨拶がありました。続いて来賓のチャン・ボンヒュ韓国両性平等・家族省女性政策本部長から祝辞が述べられ後、神田理事長及びキム院長により、協定書への署名が行われました。
　会館と両性平等教育振興院は、今後、協定に基づいて、男女共同参画関連の教育、比較・共同研究、情報交換等の事業交流や人的交流を更に深めていくほか、国際セミナー等の開催についても協力を行っていくこととしています。
　また、今回の訪韓では、韓国女性開発院（ソウル市）へも訪問し、ス・ミョンスン院長や職員の方々とお会いし、協定締結を含めた今後の交流・協力の在り方について話し合いを持ちました。さらに、韓国で特色ある活動を行っている地域の女性教育施設として、京畿道龍神市にあるキョンギ女性開発センター（チョ・ユンア所長）とソウル市のソウル女性プラザ（パク・ヒョンキョン所長）を訪問しました。それぞれの所長と職員の方々にお会いして、事業概要について説明をいただいた後、施設を見学し、男女共同参画社会の形成に向けた取組についての有意義な意見交換を行いました。