研修・イベント

研修

実施報告

平成26年度「女子大学生キャリア形成セミナー」

開催期間:平成26年秋以降の土日 / 定員:30名


事業内容

自分の能力を発揮しながら社会に参画し形成していくキャリアについて、男女共同参画の視点から学習する機会を提供する。

1. 趣  旨

 我が国の女性を取り巻く状況は、かつてよりはるかに改善されていますが、男女平等は未だに実現されていません。働く女性及び担当者レベルでの女性リーダーは増えてきましたが、組織における意思決定に関わる女性の割合は極めて低いままです。しかし、我が国が男女共同参画社会を実現するためには、女性が職業活動に参加するだけでなく、様々な組織において管理的地位に就き、その意思決定に関わるなど、組織活動へ参画することが必要です。
 そこで国立女性教育会館では、自らのキャリアを模索する女子大学生を対象に、
  ①仕事をもち、自らの人生の選択権をもつことが豊かな人生設計に重要であること
   (自主自立)
  ②女性の人生設計に関わる様々な出来事をあらかじめ知っておくこと
   (ライフ・プランニング)
  ③キャリアの構築が単に個人の自己実現にとどまらず、よりよい社会づくりにつながるという視点を
   もつこと(社会を変える・支える志)
の3つを学ぶ機会を提供することで、将来、社会や組織を支える女性リーダーを育成し、我が国の男女共同参画の推進を図ります。

2.主  題

「キャリアを考えることは、人生を考えること」

3.主  催

独立行政法人国立女性教育会館

4.共  催

リーダーシップ111
 ★リーダーシップ111(ワンワンワン)は、各分野を代表する女性たちが、よりよい社会の実現を目 指して、助け合い、学び合い、情報交換をするネットワークとして、1994年に設立されました。グローバル社会に向けて提言を発信し、自らも実践することをモットーとしています。

5.会  場

国立女性教育会館
 〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728
 電 話 0493-62-6724・6725
 FAX 0493-62-6720

6.期  日

平成27年2月21日(土)~2月22日(日) 1泊2日

7.対象・定員

女子大学生   30名

8.日  程

(各プログラムの間に15分程度の休憩があります)

・当事業は、「第3次男女共同参画基本計画」における「第11分野 男女共同参画を推進し多様な選択を可能にする教育・学習の充実」に位置付けられている事業です。

9.内  容

第1日 2月21日(土)

(1)受付                                13:00~13:30
   本館ロビーにて受付後、研修棟へ移動をお願いします。

(2)開会                                13:45~14:00
   主催者挨拶:内海 房子  国立女性教育会館理事長
   趣旨説明 :千装 将志  国立女性教育会館事業課専門職員

(3)講義「働く女性を取り巻く環境~国際データ比較を通して~」      14:00~14:45
 統計データを用いた国際比較を通じて、女性の活躍と男女共同参画の推進をわかりやすく解説します。
   講師:中野 洋恵  国立女性教育会館研究国際室長

(4)パネルディスカッション「先輩の声を聞く」              15:00~17:00
 十分に人生経験を積んだパネリストの話から、企業等で働く女性の現状や課題、女性の人生設計に関わるさまざまな出来事などについて知ることにより、キャリアの構築が社会の変革につながるという視点をもつ機会とします。
    パネリスト:平野 こずえ       EMGマーケティング合同会社
                          人事総務統括部総務部アドバイザー
    パネリスト:横手 仁美        スマートインサイト株式会社
                          グローバルアドミニストレーショングループ
                          ゼネラルマネージャー
    パネリスト:島  直子        国立女性教育会館研究国際室研究員
    コーディネーター:猪俣 由美子  エンパワーマネジメント研究所代表
                          兼 人材育成コンサルタント

(5)グループワーク①                          17:15~18:15
 パネルディスカッションの感想や自己紹介も含めたグループワークを行い、参加者同士の交流を図ります。
    講師:引間 紀江  国立女性教育会館事業課
                 ネットワーク構築・事業推進係長(併)専門職員

(6)夕食・休憩                             18:30~19:30

(7)パネリスト等との交流会                       19:30~21:00
 パネルディスカッションでは聞けなかったことなど、参加者がパネリスト等と個人的に会話することで、女性のキャリア形成に関する理解をさらに深めるとともに、参加者同士の情報交換を通じて、自身のネットワークを広げる機会とします。

第2日 2月22日(日)

(8)情報提供「女性情報ポータルWinetの紹介と女性教育情報センター見学」  9:00~ 9:45
 女性情報ポータルWinet(ウィネット)の活用方法の説明と女性教育情報センターの見学を通して、女性のキャリア形成に関する資料や情報の探し方を学びます。
    講師:森  未知  国立女性教育会館情報課専門職員

(9)グループワーク②                          10:00~12:00
 先進的なコミュニケーションを通じたキャリアシートの作成を行い、真の自分を掘り出すとともに参加者同士のネットワークづくりを進めます。
    講師:引間 紀江  国立女性教育会館事業課
                 ネットワーク構築・事業推進係長(併)専門職員

(10)昼食・休憩                             12:00~13:00

(11)グループワーク③                          13:00~15:00
 グループワーク②に引き続き、自分自身のキャリアデザインを行うとともに、参加者同士のキャリアデザインを共有します。討議内容の発表、パネリスト等によるコメントを通じ、翌日から具体的に行動できる方策を検討します。
    講師:引間 紀江  国立女性教育会館事業課
                 ネットワーク構築・事業推進係長(併)専門職員

(12)閉会                                15:00~15:20
 アンケートへの記入を行い、2日間の研修を振り返ります。最後に修了証を授与します。
    修了証授与:内海 房子  国立女性教育会館理事長
    主催者挨拶:櫻田 今日子 国立女性教育会館事業課長

(13)懇親会(希望者のみ参加)                      16:00~17:00
 軽食をとりながら2日間の研修を振り返るとともに、参加者同士の交流をさらに深めます。

10.申込方法・期限等

(1)方法
 電子メール:国立女性教育会館ホームページよりお申し込みください。
  ※ 開催要項等の電子データをご希望の方は、国立女性教育会館ホームページよりダウンロードしてください。

(2)申込期限
  平成27年2月20日(金)(必着)
  ※ 先着順に受け付けます。期間内でも定員に達した場合は申込の受付を締め切らせていただきますので、ご了承ください。

(3)参加決定のお知らせ
 ご本人宛に文書にてお知らせします。連絡が来ない場合は、お手数ですが事業課(電話:0493-62-6724・6725)までお問い合わせください。

11.所要経費

(1)参加費     無料

(2)宿泊費     研修期間中は1泊1,000円(前・後泊を含みます。)

(3)食費      1食 700円~1,000円程度(カフェテリア方式)

※ 研修終了後の懇親会(希望者のみ)に参加の場合、会費として1,000円を集金する予定です。

12.そ の 他

(1)期間中、職員が撮影した写真を事業記録や広報のために使用することがあります。あらかじめご了承ください。
(2)修了生(希望者のみ)には、国立女性教育会館から定期的にメールマガジンを送付します。

 「キャリアを考えることは、人生を考えること」を主題に、2月21日(土)~22日(日)の1泊2日で「女子大学生キャリア形成セミナー」をリーダーシップ111との共催により開催しました。
 我が国の女性を取り巻く状況は、かつてよりはるかに改善されていますが、男女平等は未だに実現されていません。働く女性及び担当者レベルでの女性リーダーは増えてきましたが、組織における意思決定に関わる女性の割合は極めて低いままです。しかし、男女共同参画社会を実現するためには、女性が職業活動に参加するだけでなく、様々な組織において管理的地位に就き、その意思決定に関わるなど、組織活動へ参画することが必要です。
 こうした現状を踏まえ、自らのキャリアを模索する女子大学生を対象に、
①仕事をもち、自らの人生の選択権をもつことが豊かな人生設計に重要であること
 (自主自立)
②女性の人生設計に関わる様々な出来事をあらかじめ知っておくこと
 (ライフ・プランニング)
③キャリアの構築が単に個人の自己実現にとどまらず、よりよい社会づくりにつながるという視点を持つこと
 (社会を変える・支える志)
の3つを学ぶ機会を提供することで、将来、社会や組織を支える女性リーダーを育成していくことが本セミナーの趣旨です。
 これまでNWECが実施した調査研究の成果やプログラム開発の実績を活用し、「どうしたら就職できるか」といったいわゆる就職セミナーとは違った「仕事をもってからの自分」という視点で、各大学から集まった19名の女子大学生が将来を考えました。
 各プログラムの様子は以下のとおりです。
 まず、開会行事、講義、パネルディスカッションを研修棟中会議室で行いました。開会行事での内海房子理事長による挨拶の後、中野洋恵NWEC研究国際室長による講義「働く女性を取り巻く環境~国際データ比較を通して~」を行いました。様々なデータの提示から、我が国における男女共同参画の現状や女性が働くといった観点での課題等について、諸外国との比較を通して考えました。とりわけ、女性の就労率におけるM字曲線では以前より底上げが見られているものの、依然として非正規による雇用の割合が多いこと、女性の管理職の割合が低いこと、ジェンダーギャップ指数においては142カ国中104位であること、子育て期にある男性の家事・育児に携わる時間が短いことや育児休暇取得率が低いこと、女性の未婚率の上昇や高齢者の貧困率の高さ、働き方やキャリアによる生涯収入の違いなどからきちんと人生設計をする必要があること、などが課題として示されました。

内海理事長挨拶内海理事長挨拶

中野室長講義中野室長講義

 続いて、「先輩の声を聞く」と題して、パネルディスカッションを行いました。パネリストとして、EMGマーケティング合同会社人事総務統括部総務部アドバイザーの平野こずえ氏、スマートインサイト株式会社グローバルアドミニストレーショングループゼネラルマネージャーの横手仁美氏、国立女性教育会館研究国際室の島直子研究員が登壇し、エンパワーマネジメント研究所代表の猪俣由美子氏がコーディネーターを務めました。一つの企業に継続して勤務してきた方、様々な企業、職種での経験をもつ方、結婚・出産・育児を経て現在の職に就くことを実現された方など、多彩な顔ぶれのパネリストから、社会人となってから今日までの歩み、働く上での20歳代の位置付けや過ごし方、また、キャリアを考える上で大切な視点などについて、語っていただきました。参加者の女子大学生からは、安定性が低いとされているベンチャー企業での努力について、結婚・出産を決めたタイミングやパートナー(夫)とのエピソードについて、仕事を続けるにあたって目標とし、理想とする人について、などの質問が出されました。パネリストからは、「とにかく仕事を続けてほしい」、「キャリアを共有できる相手、自分の価値観を大切にしてほしい」、「女性が働きやすい会社か働きにくい会社かの見極めをし、ローモデルとなる女性を見つけやすい会社を選んでほしい」といったメーセージが参加者に贈られました。コーディネーターの猪俣氏からは、「100人いれば100通りのキャリア形成がある」という言葉が贈られるとともに、「自分の“なぜ”を知れば、道が見えてくる」という哲学者ニーチェの言葉をもってパネルディスカッションを閉会としました。

パネルディスカッションの様子パネルディスカッションの様子

コーディネーターの猪俣氏コーディネーターの猪俣氏

3名のパネリストの皆さん (手前から平野氏、横手氏、島研究員)3名のパネリストの皆さん (手前から平野氏、横手氏、島研究員)

パネリストに質問する参加者パネリストに質問する参加者

 場所を研修棟101研修室に移動し、「グルーフーワーク①」を行いました。引間紀江NWEC事業課専門職員がファシリテーターとなり、自己紹介を通じた仲間づくり、また、パネルディスカッションの感想を共有して自分自身の今の気持ち、参加者同士の共通点や課題等を知る機会としました。まず、アイスブレイクとして「自己紹介アンケート」を行いました。任意の2人組を作り、じゃんけんで勝った人が質問をし、該当する答えがある場合に署名してもらう、といったことを繰り返し、初対面同士の緊張をほぐしました。その後、学校名、名前、セミナーへの参加動機や期待することなどの内容で1分程度の自己紹介を行いました。通っている学校はもちろんのこと、参加動機なども様々で、参加者の多様性が見られました。その後は、4~5人のグループに分かれ、パネルディスカッションの感想や夜に行われるパネリストとの交流会でもっと聞いてみたいことなどについて話し合いました。話し合いでは、参加者同士すぐに打ち解け、和やかな雰囲気の中にも発言には自分の将来に対する意識の高さがうかがえました。

アイスブレイクの様子 アイスブレイクの様子 

話し合いの様子話し合いの様子

 夕食後、宿泊棟ミーティングルームにて「パネリスト等との交流会」を行いました。これは、パネルディスカッションの質疑応答の時間では聞けなかったことなど、参加者がパネリスト等とより親しく会話することで女性のキャリア形成に関する理解をさらに深めるとともに、参加者同士の情報交換を通じて、お互いのネットワークを広げる機会とするものです。3名のパネリスト、コーディネーターの猪俣氏をはじめ、内海理事長も加わり、各テーブルでは活発に質問や意見交換が行われました。交流会をいったん終了したのちも、会場の使用時間である24時近くまで、お互い熱心に意見交換する参加者が見られました。

交流会での熱心な質問や意見交換 交流会での熱心な質問や意見交換 

 2日目に入り、情報提供「女性情報ポータルWinetの紹介と女性教育情報センター見学」を行いました。NWEC情報課森未知専門職員の案内で、男女共同参画及び女性・家庭・家族に関する専門図書館である女性教育情報センターを見学した後、女性情報ポータルWinetを使った情報検索等を体験しました。12万冊を超える蔵書や膨大なデータベースから簡単に情報が取り出せるしくみに参加者は驚いた様子でした。

女性教育情報センターの見学女性教育情報センターの見学

Winetの説明Winetの説明

 再び場所を研修棟101研修室に移し、昨日に引き続いてNWEC事業課引間専門職員がファシリテーターとなって「グループワーク②・③」を行いました。「グループワーク②」では、前日のプログラムを踏まえ、今後のキャリアについて自分自身の思いや考えを整理・共有し、意見交換することで自らの視野を広げることをねらいに、「ワールド・カフェ」の手法を用いてグループワークを進めました。「ワールド・カフェ」とは、「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことができる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え方に基づく話し合いの手法で、4~5人のグループを作り、メンバーを入れ替えながら20分程度の会話を複数回行い、活発な意見交換を促すものです。昨日のグループワークでの感想を踏まえ、「あなたがこれから社会の中で働くうえで、大事にしたいことは何ですか?」をテーマに、話し合いを行いました。各グループでは机上に模造紙を広げ、自分の意見を記入しながら意見交換をしました。その後、各グループに1名だけ残り、他のグループから訪れた参加者に対して自分のグループでの意見などを説明することで共有を図りました。再び元のメンバーによるグループに戻り、他のグループでの意見も含め、話し合いを深めました。この話し合いを通じて気づいたことを桃色の付箋に、改めて大事にしたいことを緑色の付箋にキーワード的に記入しました。桃色の付箋には「人間関係の大切さ」「自分と向き合う時間」「価値観は十人十色」などの言葉が、緑色の付箋には「仕事とプライベートのバランス」「人とのつながり」「広い視野」などの言葉が見られました。最後に床に広げられた何枚ものカードの中から、今の気持ちを表す言葉や写真のカードを拾い、なぜそれを選んだのかについて全員が発表しました。話し合うみんなの言葉や姿、将来が輝いているので「キラキラ」、人間関係をよくしよう、社会をよくしていきたいという人がいて自分も変わるべきと思ったので「変」、自分の力がまだまだ足りず、やりたいことがはっきりしていないので「もんもん」を選びました、などの発表がありました。参観したパネリスト等からは、「話し合いをためらうことなくうまく進めていて今どき感があった」「答えは一つではなく、それはそれでよい」「好きなことをとるか、収入をとるか、自分は好きなことで食べていけるように悶々としていた」「みんなが楽しんでおり、短い時間でも密度の濃い話し合いだった」「みなさんのキラキラした瞳が印象的だった」等のコメントをいただきました。

「ワールド・カフェ」の説明 「ワールド・カフェ」の説明 

テーマに沿って話し合いテーマに沿って話し合い

メンバーを入れ替えて話し合いメンバーを入れ替えて話し合い

自分の意見を模造紙に記入自分の意見を模造紙に記入

新たな気づきを付箋に記入新たな気づきを付箋に記入

今の気持ちを表すのは?今の気持ちを表すのは?

 昼食をはさみ、「グループワーク③」を行いました。ここでは、自分自身のキャリアデザインを行い、参加者同士のキャリアデザインを共有するとともに、その実現に向けて翌日から具体的に行動できる方策について検討しました。まず、キャリアシート「私のキャリア大作戦」を作成しました。シートには、進みたい進路、好きなこと、社会の中でどう働きたいか、それにより得られるもの、不安なことや心配なこと、そのために欲しいサポートや必要な活動・行動等を記入するとともに、実現のために明日から始めたい具体的な努力目標を記入しました。記入後、参加者がそれぞれのシートについて発表したり、各グループにパネリスト等が入って、記入したシートについて質問を受けたり、アドバイスを送ったりしました。最後に、参加者一人一人が明日からの具体的な努力について「明日への第一歩」宣言をしました。「読みかけの本を読む」「公務員の試験に向け勉強する」「4月に受ける試験の申し込みをする」などの具体的な努力について宣言されました。

キャリアシートへ記入キャリアシートへ記入

先輩からのアドバイス先輩からのアドバイス

明日から実行することを宣言明日から実行することを宣言

 閉会行事では、全日程に参加した18名の参加者一人一人に対して、内海理事長から修了証が手渡されました。その後、希望者のみでしたが食堂にて懇親会を行いました。これは、研修終了の締めくくりと同時に、今後も参加者同士がお互いに横のつながりをもって、将来を実現していけるようにという趣旨から開催しました。テーブルに並んだお菓子や果物などを食べながら、研修を振り返ったり、仲間との別れを惜しんだりしていました。

内海理事長から修了証の授与内海理事長から修了証の授与

懇親会の様子懇親会の様子

 参加者アンケートを見ると、全体の満足度として、全員が「非常に満足した」と評価しています。自由記述欄では、「同世代の意見、社会人として先輩の方々からの意見がたくさん聞けて考えることが多く、新しい自分に出会えた気がします。」「これを機会に自分の将来ともう一度真剣に向き合いたいと思いました。」「このセミナーをきっかけに、私がどのように社会に貢献していけるのか、を改めて考えなくてはいけないとおもいました。」「今まで社会人になる、ということに対しての恐怖が先にありましたが、チャレンジ精神を忘れることなく立ち向かいたいと思います。」「あっという間の1泊2日でしたが、人に誇りを持てる自分になるべく、キャリアをきちんと考えたいと思えました。」「これほど深くキャリアについて熟考したことはあまりなかったため、自分の芯となる考え方を持つ大切さを実感しました。」などの感想が寄せられました。プログラム全体を通して、参加者の自分の将来に対する高い意識が所々に見られた2日間でした。

 (注)リーダーシップ111(ワンワンワン)とは、各分野を代表する女性たちが、よりよい社会の実現を目指して、助け合い、学び合い、情報交換をするネットワークとして、1994年に設立されたグローバル社会に向けて提言を発信し、自らも実践することをモットーとする団体です。

研修・イベント