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大学等における男女共同参画イベント情報

日本スポーツとジェンダー学会 第24回大会

2025年7月5日(土)〜7月6日(日)

24回大会テーマ:スポーツ政策とジェンダー

日本国内のスポーツ基本計画においては、2001年の振興基本計画の策定と、その後の改定、第1期基本計画の策定という流れの中で女性の存在が明示されるようになり、徐々に女性向け施策の予算も確保され始めました。そこでは、人数規模的にはごく一部の女性アスリートを対象とした競技力向上に重点を置いた施策が行われ、予算が確保されたという特徴があります。この背景に2020東京オリンピック・パラリンピック大会の開催があることは想像に難しくないでしょう。こうした動向の中で、女性アスリート以外の大多数を占める女性のスポーツ振興策は二の次にされてきたと言えます。
2017年にはスポーツ庁をはじめとする国内5つのスポーツ統括団体がブライトン・プラス・ヘルシンキ2014宣言に署名しましたが、2022年に始まる第3期スポーツ基本計画にその要素が反映され、政策として展開されて国内の女性スポーツ場面に変化を生み出しているとは言い難い状況です。また 2021年には国際人権団体 Human Rights Watch をはじめとする国内6団体がスポーツ庁⻑官と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長宛に書簡を送付し、国内にセーフスポーツ・センター(仮称)設立を検討するよう求めましたが、やはり実現に向けての道筋は見えていません。
こうした現状に鑑み、今大会では「スポーツ政策」に焦点を当て、スポーツ基本計画にジェンダー課題を取り込むための理論と方法について検討し、さらに具体策について様々な立場から意見を交わします。

<大会概要>
1.日程 : 2025 年 7 月 5 日 (土)~ 7 月 6 日 (日)
2.形式 : 対面形式(一部、後日動画配信あり)
3.会場: 関西大学 梅田キャンパス 〒 530 - 0014 大阪府大阪市北区鶴野町 1 番 5 号
阪急「大阪梅田駅」茶屋町側から徒歩 5 分 、 JR 「大阪駅」御堂筋南口から徒歩 10 分
※ 駐車場は準備できません。公共交通機関をご利用ください。
4.主催:日本スポーツとジェンダー学会
5.後援:関西大学人権問題研究室
6.大会テーマ:スポーツ政策とジェンダー
7.プログラム:詳細は添付の実施要項、または学会HPをご覧ください。
 1日目 基調講演、シンポジウム、情報交換会(会費5,000円;学生3,000円)
 2日目 一般発表、実行委員会企画
8.参加費
・会員:4,000円/非会員:5,000円/学生:2,000円
*6 月27 日 (金)までに振込が必要
・当日参加:会員・非会員:5,000円/学生:2,000円
・後日配信:基調講演・シンポジウムのみ 2,000 円
9.申込期間
・参加申込・参加費振込期間: 4 月 12 日 (土) ~ 6 月 27 日 (金)
・一般発表申込期間 : 4 月 12 日 (土) ~ 5 月 31 日 (土)
10.その他
・情報保障 : 基調講演・シンポジウムのみ UD トーク(音声の文字化)あり
・問い合わせ先 第24回大会実行委員会事務局 congress2025_info@jssgs.sakura.ne.jp


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