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実施報告

令和4年度「新たな課題に対応した課題別研修」②女性活躍推進セミナー

開催期間:【ライブ配信】令和4年12月6日(火)/【見逃し配信】令和4年12月15日(木)~12月22日(木) / 定員:300名程度

開催場所:オンライン /


趣旨

 我が国でも職場のダイバーシティ推進のためにさまざまな取組が進められるようになってきましたが、意思決定層に占める女性の割合が低いこと等により、世界経済フォーラムが公表するジェンダー・ギャップ指数は、146国中116位と先進国の中でも極めて低い水準にあります。
 女性を始めとした多様な人々の能力を最大限に引き出すために、全ての人が働きやすい職場環境を整備し、個々を活かす組織づくりの重要性はいよいよ増しています。近年では、ダイバーシティ・インクルージョンに加え、一人ひとりの状況に合わせ公正に機会を提供するエクイティにも注目が集まってきました。
 本セミナーでは、このエクイティに着目して、性別にかかわらず、誰もが個性と能力を発揮できる職場の実現に向けた課題や取組等について、今後の展望を見据えます。

主催・後援

主催:独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)
後援:内閣府男女共同参画局、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、独立行政法人労働政策研究・研修機構、日本商工会議所、公益社団法人経済同友会、全国中小企業団体中央会、一般社団法人国立大学協会、一般社団法人公立大学協会、一般社団法人日本私立大学連盟、一般社団法人日本経済団体連合会

実施日時

(1)ライブ配信(Zoomウェビナー)

令和4年12月6日(火)14:00~16:00

(2)見逃し配信(YouTube)

令和4年12月15日(木)9:00~12月22日(木)17:00

対象

企業・官公庁・大学等の役員、管理職、人材育成担当者、チームリーダー、男女共同参画・女性活躍推進担当者等及びDEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)に興味がある方、学生、このテーマに関心のある方 300名程度

参加費

無料(通信料は御自身の負担となります。)

内容

(1)開会

14:00~14:05

  趣旨説明:石川麻裕子 独立行政法人国立女性教育会館事業課 専門職員


(2)基調講演

14:05~14:35

   講 師:小川真理子 東京大学大学院 情報学環特任准教授/男女共同参画室 副室長


(3)座談会

14:35~16:00

テーマ「選択可能な社会を目指して~誰もが個性と能力を発揮できる職場とは~」

   登  壇  者 :小川真理子 東京大学大学院 情報学環特任准教授/男女共同参画室 副室長
            澤田 拓子 塩野義製薬株式会社 取締役副会長
            岩田 良  アース・クリエイト有限会社 代表取締役社長
            伊藤幸一郎 横関油脂工業株式会社 代表取締役

   コーディネーター:萩原なつ子 国立女性教育会館 理事長

参加方法

(1)参加方法

本セミナーは、令和4年度「男女共同参画推進フォーラム」と同時開催します。期間中に「男女共同参画推進フォーラム」特設サイトの「参加登録フォーム」から登録いただき、同サイト内の「女性活躍推進セミナー」ページから御視聴ください。

*インターネットに接続できるパソコン環境(タブレット、モバイル端末も可)が必要です。

*ライブ配信を視聴される場合は、Zoomアプリをインストールしておくとスムーズです。

*見逃し配信では、登壇者等への質問はできません。

(2)「男女共同参画推進フォーラム」特設サイト

特設サイトのURLは、12月1日(木)9:00に当ページで公開します。

(3)参加登録受付期間

令和4年12月1日(木)9:00~12月22日(木)17:00

(4)セミナー視聴の流れ

その他

(1)プログラムについて

 感染症、気象状況、天災、官公庁からの指示、その他主催者が研修を安全かつ円滑に実施することが困難と判断した場合には、やむを得ずプログラム内容の変更又は開催を中止する場合があります。なお、最新情報は、NWECホームページでお知らせします。

(2)問合せ先

 独立行政法人国立女性教育会館 事業課 女性活躍推進セミナー担当
 〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728
 Eメール:progdiv@nwec.jp
 TEL:0493-62-6724 (平日9:00~17:00)

*新型コロナウイルス感染症対策のため、テレワークを実施しております。お手数ですが、お問合せはできるだけメールでお願いいたします。

令和4年度「女性活躍推進セミナー」実施報告

 令和4年度「女性活躍推進セミナー」は、「選択可能な社会を目指して~誰もが個性と能力を発揮できる職場とは~」をテーマに、12月6日にライブ配信、12月15日~22日にオンデマンド配信をしました。全国から、企業・官公庁・大学等の役員、管理職、人材育成担当者、チームリーダー、ダイバーシティ・男女共同参画・女性活躍推進担当者等439名に視聴いただきました。

 東京大学情報学環特任准教授・男女共同参画室副室長の小川真理子氏による基調講演では、東京大学のダイバーシティの現状と具体的な取組の報告から、データを可視化し、必要な政策を訴えることや目標に応じて取り組み、公表することなどダイバーシティの推進に向けた視点が示されました。
 座談会では、コメンテーターに小川真理子氏、パネリストに塩野義製薬株式会社取締役副会長 澤田拓子氏、アース・クリエイト有限会社代表取締役社長 岩田良氏、横関油脂工業株式会社代表取締役 伊藤幸一郎氏を迎え、当会館の萩原なつ子理事長がコーディネーターを務め、一人ひとりの状況に合わせ公正に機会を提供するエクイティに着目して、性別にかかわらず活躍できる環境の整備について、今後の展望を見据えた話合いを進めました。
 女性を始めとした多様な人々の能力を最大限に引き出すために、全ての人が働きやすい職場環境を整備する重要性が問われています。
 例えば、職務内容を自ら選べるなど、社員が望む働き方や生き方が選択できることは、多様な人々の能力を最大限に引き出すことにつながり、ひいては、誰もが幸せにいきいきと働くことができる社会につながる可能性を示してくれました。このような、誰にとっても望ましい取組は、女性の活躍を後押ししてくれる職場環境にもつながることを語りつくし、座談会は大いに盛り上がりました。
 セミナー参加者からは、以下のような感想がありました。

・ダイバーシティ・インクルージョンに加え、エクイティについて、基調講演の小川先生、そして、座談会での具体的な取組紹介等から学ぶことができました。それぞれの方から、貴重なお話を聞くことで、「誰もが個性と能力を発揮できる職場」のイメージをもつことができました。今後につなげていきたいと思います。


・今日のお話の中で、業務の効率化、棚卸し、可視化など、女性活躍はすべての従業員にとっての働きやすさにつながるのだと感じることができ、自分の仕事が女性のためだけではないということを改めて感じられてうれしかったです。男性の理解が得られないと女性活躍はなかなか進められないと感じているところなので、こうした働きやすい環境づくりという方向から女性活躍につながるとよいと思います。


・各社の具体的な取組のお話を聞けたのが良かったです。社内での大事にしたいこと、共通認識が理解を深める為の鍵になること、真のダイバーシティを考えさせられる選択可能な自由な取組、業務の見える化など参考になります。


・女性の活躍に限らず、社員の幸せや業績の向上など、誰にとっても望ましい取り組みの話題だったのがよかったです。職種と待遇とを分けている取組も、社員の働く意欲の向上につながっているだろうと思いました。


・基調講演では東京大学の過去や現状、取組を知ることができた。各企業が、従業員がやりがいを持ち成果をだせるよう、どのような取組をすればよいか考え実践している例を知ることができ参考になった。従業員の意見に耳を傾け、見える化しながら取り組まれている姿勢に感銘を受けた。


・様々な業種や組織の話を伺えた上に、座談会形式で登壇者の方々の率直なお気持ちや課題意識等も共有いただけて、貴重な機会となりました。かつては、ダイバーシティ施策は多くが似通っており、どれだけ早く制度導入しているかが注目されていたように思いましたが、今や自社に合う制度をいかに自社らしく浸透させるかに軸足が完全に移っていると感じ、それだけダイバーシティの施策の価値や重要性が社会に認識されているのだと今更ながら実感出来ました。


・女性活躍ということが目に入っていたので、どのような座談会か、一歩引き気味での参加だったのですが、実際は性別ではなく、人としての視点がはっきりしていて、途中からは引き込まれました。自立は自律という考えをもっていたのですが、チャレンジできて、失敗できて、支え合うのだということに共感しました。もう一度考えて行きたいと思っています。


・様々な業種の方の御講演を聴き、その場にあったできる範囲での取組を行うことの大切さを感じました。業務内容の「見える化」で職員のやる気は上がり、失敗でき、それを認め合える環境があることが、組織の今後の発展及び日本や世界の男女共同参画の促進につながると感じました。貴重な御講演、ありがとうございました。


・制度や仕組みづくりの過程での葛藤や苦労、具体的な課題についてのお話を聞かせていただき、貴重な機会でした。これまで参加させていただいたセミナーは、今回のように事例から学ぶものがほぼ全てを占めていますが、社員さん一人ひとりが異なるように、企業や組織も一つひとつ異なっています。それぞれの現場で取組を進めるためには膨大なロールモデルを確認する必要があるのではと思い、より効率的に学べる方法はあるか、行政としても検討課題であると感じました。


・企業の発展は、個々の能力の集合体で、企業の大小に関わらず、様々な考えを知り共有し、できることを続けていく。あらゆる組織において多様性を認め活用することは、必須なのだと感じました。改革をするときには、反発もあると思うが、こうして結果を出せている企業の事例を多くの人が聞くことで、また多くの組織が変わっていくことができるとよいと感じました。

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