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開催概要

令和7年度「地域における男女共同参画推進研修」

開催期間:令和7年7月15日(火)〜8月19日(火) / 定員:300名

開催場所:オンライン /


1.趣 旨

 男女共同参画社会の形成を推進するため、地域の男女共同参画推進に関わるリーダーを育成する研修です。研修を通して男女共同参画に関わる知識を深め、地域における男女共同参画推進の牽引役としての実践力を養うことを目的としています。

2.テーマ

「地域のジェンダー・ギャップ解消に向けて、今、できること」

3.主 催

独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)

4.共 催 (於:全国女性会館協議会提供プログラム)

特定非営利活動法人全国女性会館協議会

5.対象・定員

男女共同参画センター等女性関連施設の管理職・職員
地方自治体の男女共同参画推進担当管理職・職員
地域で男女共同参画を推進するNPO・団体等の役員・リーダー      計300名

6.実施期間

令和7年7月15日(火)〜8月19日(火)

7.方 法

YouTubeによるオンデマンド配信及びZoomによるライブ配信

8.参加費

無料(通信費は参加者負担)

9.内 容

事前学習
(1)「男女共同参画共通基礎講座」(希望者のみ)※新任者の方は必ず受講してください (1~2時間程度)【オンデマンド】

 動画及び資料で、「男女共同参画推進の意義」「政治分野における男女共同参画」「ジェンダー・ギャップ指数」等について、基本的な知識や情報を学びます。

(2)ワーク「都道府県ジェンダー・ギャップ指数」(20分程度)【自主学習】

 「地域からジェンダー平等研究会」の「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」を活用し、所属または居住地域の参画状況を調べます。

プログラム
(3)オリエンテーション【オンデマンド】

プログラム説明  国立女性教育会館事業課

(4)①基調講演「地域からジェンダー平等を実現する ~地域版ジェンダー・ギャップ指数の活用を通じて」(質疑応答含・90分) 【ライブ及びオンデマンド】
   ②グループディスカッション(希望者のみ・60分)【ライブ】

【7月29日(火)14:00〜16:45 Zoom ウェビナー (オンデマンド配信予定(基調講演のみ)) 及び Zoom ミーティング】

 都道府県ごとの男女平等度合いを示す「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」の分析等を通じて、日本と地域の現状と課題を掘り下げ、各地域からジェンダー平等を目指すための方策を考えます。

講師 山脇 絵里子 一般社団法人共同通信社編集局局次長

(5)情報提供1「男女共同参画社会に向けた今日の政策課題」(15分×4)【オンデマンド】

 男女共同参画や女性活躍推進に関する国の政策課題と最新施策について説明を受け、今後の方向性について理解を深めます。

講師 大森 崇利  内閣府男女共同参画局総務課⾧
   中園 和貴  文部科学省総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課長
   倉吉 紘子  厚生労働省雇用環境・均等局総務課企画官
   伊藤 里香子 農林水産省経営局就農・女性課女性活躍推進室長

(6)情報提供2「ジェンダー平等に向けた国際動向と日本の課題」(40分)【オンデマンド】

 今年3月に行われた第69回国連⼥性の地位委員会(CSW)において大きなテーマとなった、北京宣言と行動綱領の採択からの30年のあゆみ「北京+30」の話題を交えて、国際社会の最新動向や世界基準から見る日本の現状と今後の方策等について学びます。

講師 大崎 麻子 特定非営利活動法人Gender Action Platform理事

(7)講義1「今後、地域に求められる役割と新たなビジョンに向けて」(30分)【オンデマンド】

 各地域からジェンダー平等に向けた取組を加速していくために、今、自治体をはじめ、男女共同参画センターに求められる役割とは何か、NWECの機能強化等を踏まえて、地域の実情に合わせた方策のヒントを得ます。

講師 犬塚 協太 静岡県立大学国際関係学部教授
         男女共同参画推進センター長

(8)講義2「推進する力、組織マネジメント」(30分)【オンデマンド】

 ジェンダー・ギャップ解消をもたらすために必要な組織マネジメントのありかたを考えます。

講師 片山 信彦 特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン理事長 

(9)事例報告「ジェンダー主流化を進める」(20分)【オンデマンド】

 山梨県男女共同参画センターを中心にした県内の関係団体との緊密な連携促進の取組や県民向けの交流事業等のジェンダー平等に向けた実践について、マネジメントのプロセスを具体的に伺います。

講師 古屋 万恵 山梨県総合県民支援局特任専門員

(10)全国女性会館協議会提供プログラム(男女共同参画センター関係者対象) 「いま、あらためて考える男女共同参画センターの機能と期待される役割」(150分)【ライブ】

【8月5日(火)13:00〜15:30 Zoomミーティング(定員30名、希望者多数の場合は選考)】

 男女共同参画センターには、地域のニーズを把握したうえで、さまざまな関係者と連携協働し、男女共同参画に係る課題解決を目的とする企画を立案・展開する機能を強化することが期待されています。今後の男女共同参画センターのあり方について、ナショナルセンターとしてのNWECとの関係も含めて、理解を深めます。

【第1部 インタビュー&質疑応答 60分】
「女性活躍・男女共同参画の重点方針2022」から2つのワーキング・グループにおける検討のプロセスを振り返り、男女共同参画センターに期待される機能と役割を明らかにします。
 インタビュイー 鈴木 準   株式会社大和総研常務執行役員
 インタビュアー 納米 恵美子 全国女性会館協議会代表理事

【第2部 事例報告とグループディスカッション 75分】
 事例報告  伊藤 眞知子 山形県男女共同参画センターチェリア館長

企画・運営 特定非営利活動法人全国女性会館協議会

10.受講に必要な環境

・インターネットに接続できるパソコン(推奨)またはタブレット、スマートフォンが使用できること

【基調講演、全国女性会館協議会提供プログラム、グループディスカッションに参加する場合】
・インターネットに接続できるパソコンまたはタブレット(スマートフォン不可)にwebカメラ、マイク機能があること(外付けも可)
・使用する端末に、最新版のZoomアプリがインストールしてあること
・通信が遅延、途切れることのない安定したネットワーク環境があること
・話しやすい静かな環境があること
・参加者1人につき1台端末があること

11.申込方法等

(1)申込方法

・専用申込フォームからお申込みください。
・同じメールアドレスで複数の参加者を登録することはできません。
・申込期間は、令和7年5月13日(火)9:00 ~6月10日(火)16:00です。

(2)参加決定通知

・参加決定と受講案内は、申込時のメールアドレスに通知します。
・全国女性会館協議会提供プログラムについては、希望者が定員を超えた場合、選考で参加者を決定します。
・令和7年6月25日(水)を過ぎても連絡がない場合は、事業課までお問合せください。

(3)キャンセル

参加決定後にキャンセルする場合は、必ず事業課までメールにて御連絡ください。

(4)研修の流れ

12.その他

(1)フォローアップ調査の提出

 令和8年2月頃に実施するフォローアップ調査に御回答ください。現場のニーズや課題を今後の事業企画に反映するために、御協力をお願いします。

(2)広報

 ライブ配信プログラムにおいて職員が撮影した写真を、事業記録や広報(ホームページ、SNS、ちらし等)に使用することがあります。あらかじめ御了承ください。

(3)プログラムの変更・中止について

 感染症、気象状況、天災、官公庁からの指示、その他主催者が研修を安全かつ円滑に実施することが困難と判断した場合には、やむを得ずプログラム内容の変更または開催を中止する場合があります。なお、これらの情報は、随時NWECホームページでお知らせします。

お問い合わせ


〒355−0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728

電話 0493-62-6724 (平日9:00~17:00)
E-mail ml.suishin@nwec.go.jp ※お問合せは原則としてメールでお願いします。

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