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実施報告

平成28年度「男女共同参画推進フォーラム」

開催期間:平成28年8月26日(金)~28日(日)<2泊3日> / 定員:1000名

開催場所:国立女性教育会館


事業内容

 男女共同参画推進のための意識変革、女性活躍促進、女性のキャリア形成支援、次世代育成支援、ワーク・ライフ・バランス等の課題の解決に資するための研修を実施するとともに、関係機関・団体等の相互交流の促進を支援。

ちらし(表)ちらし(表)

ちらし(裏)ちらし(裏)

1.趣 旨 

 男女共同参画を推進する行政担当者、女性団体やNPOのリーダー及び大学や企業において組織内のダイバーシティや女性の活躍を推進する担当者等が一堂に会し、課題の共有と課題解決のための方策を探る研修を実施します。同時に、組織分野を越え、連携・協働して男女共同参画を推進するためのネットワーク形成を図ります。

2.テーマ 

「つなぐ、あらたな明日へ 一人ひとりが活躍できる社会を創る」

3.日 程

平成28年8月26日(金)~8月28日(日)

4.主催及び会場  

国立女性教育会館
 〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728番地

5.参加者 

 男女共同参画に関心のある方(行政、企業、大学、NPO等の組織において男女共同参画の推進に携わる方、並びに女性団体、女性/男女共同参画センター職員を含む)  1,000名

6. 内 容  

第1日 8月26日(金)(受付:11:00~17:30 本館ロビー)

(1)開会 主催者あいさつ(講堂)                       13:15 ~ 13:30

(2)特別講演 「均等法から30年、あらたな明日へ~女性の活躍について考える~」 13:30 ~ 14:40
 今、国・自治体・企業などあらゆる組織において女性の活躍が求められています。
 今年は昭和60年(1985年)に制定された「男女雇用機会均等法」施行から30年目となり、平成27年(2015年)には女性活躍推進法が成立しました。
 今回の特別講演では、雇用の場における男女平等への道を切り拓くために尽力された赤松良子氏をお迎えいたします。当時の映像を交えながら、走り続けてこられた道のりを振り返り、これからの女性がさらに活躍できる環境づくりや、あらゆる場面で女性が参画していく視点についてご講義いただきます。
 講 師  赤松 良子 公益財団法人日本ユニセフ協会会長
    
(3)ワークショップ1・パネル展示1                      15:30 ~ 17:30 
 会館提供ワークショップと全国から募集したワークショップやパネル展示を行います。

(4)懇親会(本館食堂)                            18:30 ~ 20:00
   (参加費3,500円(税込)、立食形式)

第2日 8月27日(土)(受付:9:00~17:30 本館ロビー)

(5)ワークショップ2・パネル展示2                      10:00 ~ 12:00
 全国から募集したワークショップやパネル展示を行います。   

(6)シンポジウム 「男もつらいよ!~男性の働き方改革とワーク・ライフ・バランス再考~」
                                       13:00 ~ 15:00
 平成28年度より施行された「第4次男女共同参画基本計画」では、女性の活躍を妨げる一因として、長時間勤務や転勤が当然とされている男性中心型労働慣行を挙げています。
 このシンポジウムでは、男性の意識改革の観点から「男性学」を唱える男性研究者、24年前に男性で初めて育児休暇を取得した企業人、社会のゆくえを展望しながら社会的課題にどう対処していくかを提言されてこられた女性研究者により、男女がともに働きやすく、生活しやすい社会を創り出すための議論を展開します。
 パネリスト   田中 俊之  武蔵大学社会学部助教
         太田 睦   元電機メーカー研究所研究職
 コーディネーター    宮本みち子  放送大学副学長

(7)ワークショップ3・パネル展示3                     15:30 ~ 17:30
 全国から募集したワークショップやパネル展示を行います。

第3日 8月28日(日)(受付:9:00~14:30 本館ロビー)

(8)ワークショップ4・パネル展示4                     10:00 ~ 12:00
 全国から募集したワークショップとパネル展示を行います。
    
(9)お話と講談の会                              13:00 ~ 14:30
 5月に真打ちに昇進した神田鯉栄(りえい)さんが、講談会での体験談と、ジェンダーを超えた講談の新作「鉄砲のお熊」(作: 三遊亭白鳥)をたっぷり語ります。
 講談師 神田 鯉栄 氏

7. ワークショップについて

(1)趣旨
 フォーラム期間中、会館及び一般公募による団体・個人が、男女共同参画、ダイバーシティ及び女性の活躍推進を目的とした日頃の取組や研究、教育、学習、実践活動の発表を行う場として、ワークショップ及びパネル展示を実施します。日程や内容などの詳細は、別紙ワークショップ一覧(pdf)及びパネル展示一覧(pdf)をご参照ください。

(2)テーマ
「第4次男女共同参画基本計画」に示されている施策などを参考にした、以下7つの分野です。
  ①【男性中心型労働慣行等の変革】
  ②【女性の活躍と女性のキャリア形成支援】
  ③【学校教育における男女共同参画】
  ④【安全・安心と男女共同参画】
  ⑤【地域づくりにおける男女共同参画】
  ⑥【男女共同参画センターの役割】
  ⑦【国際的な協調及び貢献】

(3)会館提供ワークショップについて
 会館による研究・実践の成果報告や、関係機関・団体との共催によるワークショップを実施します。

男女共同参画の視点に立ったキャリア開発プログラムを考える  8月26日(金)15:30~17:30
 男女共同参画社会の実現を推進するためには、地域課題の解決に向けて男女共同参画の視点から体系化された効果的な学習プログラムの開発・企画をすると同時に、それを展開していくための人材としての「学習オーガナイザー」が必要です。
 このワークショップでは、学習プログラムの設計図となる「プログラムデザイン」の解説、研修修了生の実践報告およびフロアとの意見を通じ、今後、「学習オーガナイザー」が果たす役割とその可能性について探ります。
  講 師   神田 道子 国立女性教育会館事業課客員研究員
  報告者    町田 小織 東洋英和女学院大学国際社会学部講師
  ファシリテーター 西山恵美子  国立女性教育会館事業課客員研究員

8.ワークショップ選定委員(敬称略) 

募集ワークショップ(ワークショップの部、パネル展示の部)の選考と調整を行います。
 ・犬塚 協太    静岡県立大学国際関係学部教授
 ・小山内世喜子  NPO法人全国女性会館協議会代表理事
 ・小野島 恵子   公益財団21世紀職業財団開発事業部長

9.参加申込日帰りまたは通い参加の方・受付について

 (1)日帰りまたは通い参加の方
  日帰り・通い参加申込書に記載し、当日お持ちください。なお、当日受付も行いますので、本館1階の受付にお越しください。

 (2)会館への宿泊を希望される方
  宿泊申込書に必要事項をご記入のうえ国立女性教育会館事業課宛(〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728、progdiv@nwec.jp)へ送付、もしくは男女共同参画推進フォーラム宿泊申込フォームからお申し込みください。
   (宿泊申込期間:7月4日(月)より(先着順、定員になり次第締切ます。))
   ※送受信の行き違いを防ぐため、申込受付は「郵送」または「申込フォーム」からのみとさせていただきます。
   ※一泊1,200円です。他の参加者と相部屋になる可能性もあることをご承知おきください。
   ※当日の宿泊申込はできませんのでご了承ください。

10.所要経費

(1)参加費:無料
(2)宿泊費:フォーラム開催期間中は、小学生以上1泊あたり1,200円
   ★未就学児は1名あたり1泊 500円。
(3)懇親会費:3,500円(8月26日(金)18:30~20:00・本館食堂,立食形式)
   ★8月26日(金)夜は、懇親会で貸切のため通常営業は行いません。
   ★宿泊費及び懇親会費は、当日受付で集金いたします。    

11.託児(事前申込制、先着順)

 フォーラム期間中、おおむね1歳以上から学齢未満の幼児保育を実施します。
 ご希望の方は、8月8日(月)までに事業課・推進フォーラム担当(0493-62-6725)までご連絡ください。ただし、お預かりできるお子様の人数に限りがあります。 

12.情報交換コーナー(場所:本館1階南側レストラン前)

 参加者の皆さまが、ご所属団体のパンフレットやチラシなどの資料や書籍などを自由に交換・販売するコーナーを設置しますので、ご利用ください。
 資料の運搬・陳列・金銭の取扱いなどは、各自の責任でお願いします。

13.送迎バス

 期間中、国立女性教育会館 本館前~東武東上線 武蔵嵐山駅 東口間で無料送迎バスをピストン運行しますのでご利用ください。
  ★運行間隔は、武蔵嵐山駅への電車の到着にあわせ、1時間3~4本程度です。

14.その他

 以下の点について、あらかじめご了承ください。
 (1)参加者同士の交流・情報交換の促進を目的とした場です。署名運動や行き過ぎた勧誘、募金等はご遠慮願います。
 (2)申込書等で得た個人情報については、事業実施のための連絡及び参加者の統計情報として使用いたします。なお、取り扱いには十分留意するとともに厳重に管理いたします。
 (3)期間中、職員が撮影した写真を事業記録や広報のために使用することがあります。

ワークショップ及びパネル展示募集

 平成28年度「男女共同参画推進フォーラム」期間中、男女共同参画、ダイバーシティ及び女性の活躍推進を目的とした日頃の取組や研究、教育、学習、実践活動の発表を行う場として、NWEC及び一般公募団体によるワークショップ及びパネル展示を実施します。このワークショップ及びパネル展示の運営団体を、以下のとおり募集します。

1.日 程

平成28年8月26日(金)~28日(日)

2.実施会場

国立女性教育会館
 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728番地(最寄駅:東武東上線武蔵嵐山駅)

3.募集件数

①ワークショップの部 40件(1団体1コマ実施)
②パネル展示の部  各コマ8件程度(期間中1コマ~3日間通しまで可)

4.応募要件

企業、大学、行政、NPO団体等における男女共同参画やダイバーシティ、女性の活躍推進に携わる組織や部署、及び、これらに関する研究、教育、学習、実践を行っている団体・グループや個人(選考に当たっては、団体の応募を優先します)。
◆留意事項
(1)次にかかる内容の応募は、対象外といたします。採択の決定後であっても、その内容が下記に抵触することが判明した場合には決定を取り消します。
 ・訴訟その他で当事者間に争いがあり、その一方の主張を展開するもの
 ・宗教的、商業的な活動を目的とするもの
 ・特定の政治的立場に立ち、特定の政党や政治家を中傷し、又は支援することを目的とするもの
 ・国際交流、国際親善を阻害する恐れのあるもの
 ・物品の直接販売行為や予約販売をするもの
 ・平成28年度「男女共同参画推進フォーラム」の趣旨に照らして不適当と判断されたもの
(2)調整の結果、実施日時はご希望に添えない場合があります。
(3)当日の会場準備・後片付け等は、すべて運営団体による自主運営です。
(4)参加費や見学費は無料として実施してください(資料代実費の徴収は可)。
(5)事業記録や広報のため、実施中の様子を職員が撮影いたします。

5.テーマ

ワークショップ及びパネル展示のテーマは「第4次男女共同参画基本計画」に示されている施策などを参考に設定した、以下の7分野としてください。

6.申込方法

別紙1「平成28年度男女共同参画推進フォーラム募集ワークショップ申込書」(PDF又はexcel)、別紙2(ワークショップ部応募の方のみ必要)に必要事項を記入し、メール、または郵送でお申込みください。(FAX不可)

7.申込み受付期間

平成28年4月18日(月)~5月23日(月)午後5時必着 

8.決定のお知らせ

結果については、応募要件や会場・日程等を考慮し、外部の有識者による選定委員会にて調整の上、平成28年6月中旬(予定)に、書面にて連絡いたします。これ以前の実施の可否に関するお問い合わせはご遠慮ください。

9.申込み・問合せ先

国立女性教育会館事業課 
 〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728
 電話:0493-62-6724、6725
 E-mail:progdiv@nwec.jp
 ホームページ:http://www.nwec.jp/

つなぐ、あらたな明日へ 一人ひとりが活躍できる社会を創る

 平成28年8月26日(金)~28日(日)に、NWEC夏の恒例、「男女共同参画推進フォーラム」を実施しました。
 行政、女性団体、NPO、大学、企業などの担当者が一堂に会し、一般参加者も加え、課題の共有と課題解決のための方策を探ると同時に、組織分野を越え、連携・協働して男女共同参画を推進するためのネットワーク形成を図ることを目指して開催しました。台風の近づく不安定な天候の中、北海道から沖縄まで、全国各地から1000人以上の方々にご参加をいただき、学びと交流と熱気あふれるフォーラムとなりました。

基調講演

「均等法から30年、あらたな明日へ~女性の活躍について考える~」
 公益財団法人日本ユニセフ協会会長 赤松良子氏

 赤松さんは男女雇用機会均等法成立にご尽力され、雇用の場における男女平等の道を切り拓いた、まさに均等法生みの親ともいえる方です。基調講演では、赤松さんが出演された当時の映像を交えながら、法制定に向けて駆け抜けて来られた道程を振り返り、これからの女性が多様な場面で参画していくための視点についてお話いただきました。
 映像の中で赤松さんが、女性の結婚による退職の勧告は違憲だと「青杉優子」というペンネームで投稿されたというくだりには会場から笑いがわきあがりましたが、均等法ができるまでは女性の退職制度や、職務、賃金の男女格差が大きくあったことに触れると、会場の大きなため息が聞こえました。

シンポジウムシンポジウム

 そして女性の意見を社会に反映させ、法案を国会で通過させるためには、まずは政治分野への女性の参画が大切であると述べ、割り当てと言われるクオータ制導入の必要性について強調しました。赤松さんのお話は終始ユーモアを交えながらも、迫力があり、会場は立ち見がでるほどの盛況で、熱気に包まれました。

「男もつらいよ!男性の働き方改革とワーク・ライフ・バランス再考」
                      放送大学副学長 宮本みち子氏
                      武蔵大学社会学部助教 田中俊之氏
                      元電機メーカー研究所研究職 太田 睦氏

 本年度より施行された第4次男女共同参画基本計画では女性の活躍を妨げる一因として長時間勤務や転勤が当然とされている男性中心型労働慣行の変革を大きく取り上げています。このような働き方は実は男性にとっても暮らしやすさを阻むものとなってはいないでしょうか。今年度は働き方改革をテーマに取り上げ、男女が共に働きやすく生活しやすい社会を創出するための議論を行いました。
 まず3氏から20分ずつの講演があり、その後意見交換を経て、会場からの質疑応答の時間を取るという流れで宮本氏のコーディネートで進められました。
 宮本氏は、工業化時代の日本社会がどのように発展してきたかという歴史に触れ、男性中心型の社会が現在の社会で起こしている歪みについて説明しました。また今後20年で家族形態が大きく変わることから、今までの性別役割意識からの脱却の必要性について家族社会学の観点から論じました。

宮本みち子氏 宮本みち子氏

 24年前に民間で初めて育児休職をとった太田氏はその理由や経緯を語り、子育てを通じて社会とのつながりが得られたことや、育児休職が今なお進んでいないのは、育休を取得したいと言い出せない会社の雰囲気、組織の無言の抑圧があるのではないかなど、自らの経験を踏まえ伝えました。また、自分の人生をデザインするのは自分であり、おかしいなと感じた時は自分が動いてみる価値があることや、自分が選択したことが尊重される社会づくりが必要であることなどのメッセージを投げかけました。
 田中氏は男性学の立場から「男らしさ」が生む「生きづらさ、暮らしにくさ」について、平日昼間問題(平日の昼間に街中を歩いている成人男性を女性は不審者として見てしまう傾向)や男性の自殺率の高さ、地域、家庭、個人の領域での関わりなどについて例を挙げて紹介しました。また男性の長時間労働の是正や、積極的寛容という自分と異なる価値観への敬意や寛容性をもつことで、性別にとらわれない生き方を認めていくが今後必要になってくると訴えました。

太田 睦氏(左)/田中俊之氏(右) 太田 睦氏(左)/田中俊之氏(右)

 「これからは共感できるコミュニケーション力をあげていくことが、男女ともに、特に孤立しやすい単身男性には生存の戦略として大切になってきます。ダイバーシティやワーク・ライフ・バランスも女性のためだけにあるものではなく、男女ともに考えていくことで暮らしやすく、生きやすい社会ができ、それが豊かな社会づくりにつながっていきます。」と結ばれた、時折笑いに包まれた2時間はあっという間に終了しました。

講 談

「お話と講談の会」
             講談師 神田鯉栄(かんだりえい)氏
 5月に真打に昇進したばかりの神田鯉栄さんが、講談をめぐる楽しい四方山話で観客を和ませた後、武士の夫を陰で支える妻を描く古典的講談「山内一豊 出世の馬揃え」、そして女大関と女形が性別にとらわれずそれぞれの道を行く新作講談「鉄砲のお熊」(作:三遊亭白鳥)を、休憩なしで一気に読みました。張り扇(はりおうぎ)片手にテンポよく進む鯉栄さんの見事な話術に引き込まれ、満員の客席が笑い通しの1時間半でした。

ワークショップの部・パネル展示の部

 今年度は「第4次男女共同参画基本計画」に示されている施策を参考に、以下7つのテーマを設定し、全国からの応募を受け、ワークショップ43件(43団体)、8件のパネル展示、合計51件が採択されました。
<採択された団体>

<7つのテーマ>

  • 男性中心型労働慣行の変革
  • 女性の活躍と女子のキャリア形成支援
  • 学校教育における男女共同参画
  • 安全・安心と男女共同参画
  • 地域づくりにおける男女共同参画
  • 男女共同参画センターの役割
  • 国際的な協調及び貢献

【会館提供ワークショップ】

「男女共同参画の視点に立ったキャリア開発プログラムを考える」

 このワークショップは、男女共同参画の視点から学習プログラムを企画実施する「学習オーガナイザー」が果たす役割とその可能性を探ることをねらいとし、約40名の参加者を得て実施しました。
冒頭の神田氏の「キャリア開発の意味とプログラムデザイン」と題したミニ講義では、学習をオーガナイズ(organize)することの重要性について指摘。学習を「見える化」することが学習者自身にとっての学びのプロセスや位置づけの整理となるだけでなく、企画・実施者と講師の間での情報共有や、外部に対する事業説明にも役立つ、と説明。また、実践報告として、NWECからは今回の基盤となる平成27年度研修の概要と成果の説明、昨年度の研修修了生からは「プログラムデザイン」を活用したキャリア教育プログラムについて報告がありました。後半のグループワークでは「学習オーガナイザーの役割と必要な力量」の要素を抽出。参加者アンケートに「プログラムデザインは難しいと思ったが、整理すると見えてくるものがあると感じた」、「ぜひ研修に参加し、実践につなげたい」などのコメントが寄せられるなど、次回の学習オーガナイザー養成研修(平成28年12月開催)への期待と関心がさらに高まったワークショップとなりました。

会館提供ワークショップの様子会館提供ワークショップの様子

 その他にも、本館2階女性教育情報センター前では基調講演の連動企画として、「均等法から30年」の資料やパネルを展示しました。
 フォーラム期間中は会館ボランティアによる交流プログラムとして、会場全体を通じた参加者同士の情報交換やネットワークづくりの場も多数展開されました。

研修・イベント