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女性アーカイブセンター展示

イベント終了

平成26年度女性アーカイブセンター企画展示「映画と歩む~チャレンジした女性たちからチャレンジする女性たちへ~」

開催期間:平成26年8月1日(金)~12月21日(日)

開催場所:独立行政法人国立女性教育会館本館1階 女性アーカイブセンター展示室 /


さまざまな分野においてチャレンジした女性たちのあゆみをたどるシリーズ企画の7回目です。今回は、主に映画製作の分野で活躍した女性たちに焦点をあて、映画と女性に関する歴史的な流れを追うとともに、映画製作の主体として活躍することが少なかった状況でキャリアを重ねたパイオニアや、現在様々な形で映画に関係して活動している女性たちを取り上げ紹介することで、男女共同参画社会の形成を推進してゆくための手がかりを探ります。

  • 期間: 平成26年8月1日(金)~12月21日(日) ※休館日:9月24日(水)、10月6日(月)、10月20日(月)、11月4日(火)、11月17日(月)、12月1日(月)、12月15日(月)
  • 時間: 9:00~19:00
  • 会場: 独立行政法人国立女性教育会館本館1階 女性アーカイブセンター展示室
  • 入場料: 無料

*紹介する人物
【映画監督等、映画製作に関わる分野のパイオニアたち】(生年順・敬称略)
・アリス・ギイ(1873-1968):フランスの映画史上初の女性監督
・坂根 田鶴子(1904-1975):映画監督、映画製作者。1936年に『初姿』を監督し、日本初の女性映画監督となった。
・川喜多 かしこ(1908-1993):東和映画(株)副社長として、外国映画の輸入や日本映画の海外普及等に尽力。国際映画祭の審査員を務めるなど世界的に活動。
・田中 絹代(1909-1977):女優、映画監督。戦前から国民的映画スターとして活躍。1953年に『恋文』で監督デビューし、日本で二人目の女性映画監督となる。
・髙野 悦子(1929-2013):岩波ホール総支配人。名画の発掘や映画製作総指揮など幅広く活動。東京国際女性映画祭・週間のジェネラル・プロデューサーをつとめた。

【現在活躍中の方たち】(五十音順・敬称略)
・関口 祐加(1957-):映画監督。オーストラリアで映画製作を教えながらドキュメンタリー作品を撮影。母の介護のため帰国後、『毎日がアルツハイマー』(2012年)で話題を呼ぶ。
・戸田 奈津子(1936-):映画字幕翻訳者。多数の洋画字幕を手がけ、現在も日本の映画字幕翻訳における第一人者として活躍中。
・羽田 澄子(1926-):映画監督、演出家。岩波映画製作所で記録映画の演出に携わる。1981年以降フリーの記録映画作家として活躍。
・松井 久子(1946-):映画監督。1998年に『ユキエ』で監督デビュー以来、逆境を乗り越えて生きる女性を描く作品を発表し続けている。

*主な展示品
 坂根田鶴子『北の同胞(アイヌ)』撮影日記<京都文化博物館所蔵>
 田中絹代監督作台本<東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵>
     写真(複製)、『月は上りぬ』直筆絵コンテ<芸游会所蔵>
 川喜多かしこ『制服の処女』台本、ポスター(複製)<川喜多記念映画文化財団所蔵>
 羽田澄子『薄墨の桜』ナレーション原稿、『村の婦人学級』写真<本人所蔵>
  ほか

主催 独立行政法人国立女性教育会館

協力(展示資料提供等[五十音順・敬称略])
池川玲子、岩波ホール、公益財団法人川喜多記念映画文化財団、京都文化博物館、熊谷博子、一般社団法人小林正樹監督遺託業務世話人会・芸游会、株式会社シグロ、株式会社自由工房、関口祐加、東京国立近代美術館フィルムセンター、戸田奈津子、公益財団法人日本女性学習財団、パド・ウィメンズ・オフィス、羽田澄子、婦人之友社、松井久子、 松本侑壬子

連動企画・監督トーク&上映会

すべて終了しました。

シャイン・ウィークス(Shine Weeks)(平成26年9月8~19日)公式サイドイベントです。→終了しました。

女性アーカイブセンター企画展示「映画と歩む」連動企画・監督トーク&上映会のお知らせ

連動企画その2 12/13「毎日がアルツハイマー2」上映会+関口祐加監督トーク<終了しました。ご参加ありがとうございました>

日時:12月13日(土)13:30~14:20 「毎日がアルツハイマー2」上映、14:20~15:20 監督トーク(13時開場)
会場:国立女性教育会館研修棟2階大会議室
定員:100名(先着・要申込)→当日参加受け付けます。会場に直接お出でください。
参加費:無料
 ※ご宿泊希望の方は、主催事業料金1,000円でお泊りいただけます。この機会にぜひご利用ください。
後援:

映画監督の娘(=関口監督)が認知症の母との暮らしを赤裸々に描き、日本中の介護当事者に元気と笑顔を届けた『毎日がアルツハイマー』の続編『毎日がアルツハイマー2関口監督、イギリスへ行く編』(通称『毎アル2』)上映と監督トークを行います。ぜひご参加ください。

◆申込方法
下記必要事項をメールか電話、FAXにてご連絡ください。
(お知らせいただいた内容は、本事業の企画・実施以外に利用することはございません。グループでのお申し込みも受け付けます。その場合、代表の方のお名前、連絡先、人数をご連絡ください。)

1)お名前・フリガナ、2)電話番号、3)ファックス番号、あるいはメールアドレス、4) 宿泊希望有無

メールアドレス infodiv@nwec.jp
 ※件名を 「企画展示上映会参加申込」としてください。
電話 0493-62-6195
FAX 0493-62-6721

連動企画その1 8/29松井久子監督トーク&『レオニー』上映会<終了しました>

「男女共同参画推進フォーラム」初日の夜に、監督トーク付き映画上映会を開催します。ぜひご来場ください。(予約不要、先着順、入場無料)

松井久子監督のトークとともに
映画『レオニー』海外版上映会・新作『何を怖れる フェミニズムを生きた女たち』予告編上映

8月29日(金)18:30~21:00(開場17:45)
会場:国立女性教育会館研修棟講堂

6年半をかけて13億の資金を集め、企画から公開まで8年をかけて2010年11月に公開された、日米合作の松井久子監督第3作『レオニー』。彫刻家イサム・ノグチを育て、自らも波乱の時代を生き抜いた一人のアメリカ人女性レオニー・ギルモアの生涯を描く。
海外版は再編集し、2012年に公開された。日本版より約30分短くなった海外版は、「レオニーのひたむきな生き方に対する爽快感が鮮やかに残る感じがしました。編集でここまで変わるんだ!という驚きや発見が楽しい」と好評です。日本公開版をご覧になった方もぜひご覧ください。
監督のトークとともに、2014年9月公開予定の第4作 『何を怖れる フェミニズムを生きた女たち』予告編も上映します。

送迎バス
男女共同参画推進フォーラム期間中、国立女性教育会館本館前~東武東上線武蔵嵐山駅東口間で無料送迎バスをピストン運行しますのでご利用ください。
★運行間隔は、武蔵嵐山駅への電車の到着にあわせ、1時間3~4本程度です。
★上映会終了後は、21:10に講堂前~武蔵嵐山駅東口に1便出ます(最終)。
  終了後の東上線武蔵嵐山駅、池袋方面の電車のご案内
  21:15、29(急行)、43(準急)
  

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