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実施報告

令和7年度「地域における男女共同参画推進のための事業企画研修」

開催期間:令和7年12月2日(火)~令和8年1月20日(火) / 定員:130名


令和7年度「地域における男女共同参画推進のための事業企画研修」

令和7年度「地域における男女共同参画推進のための事業企画研修」

① システムに基本情報を登録後、パスワードとIDが発行されます。
*申込時のメールアドレスが参加IDとなります。
②ID発行後、アンケートに回答することでお申込みが完了します。
※同じメールアドレスで複数の参加者を登録することはできません。

1.趣 旨

地域の男女共同参画の推進を目指し、ジェンダーの視点に立った事業等を効果的に行うためには、より高度で専門的な事業の企画・実施・評価を行うことが必要です。そこで、地域が抱える課題を整理し、課題解決に向けた事業を実施するために必要な知識やスキルを身に付け、実践力を養う研修を実施します。

2.主 催

独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)

3.対象・定員

男女共同参画推進に係る事業の企画・実施業務に現在就いている地方自治体職員
男女共同参画センター等女性関連施設の職員、公民館等の職員

4.実施期間

令和7年12月2日(火)~令和8年1月20日(火)

5.方 法

オンデマンド配信動画視聴及びライブ配信

6.参加費

無料(通信費は参加者負担)

7.内 容

事前学習
(1)「男女共同参画共通基礎講座」(希望者のみ・40分×1、30分×2、15分×4)【オンデマンド】

男女共同参画の基本的な考え方や、関連する法制度について学び、地域課題をジェンダーの視点から捉えるための知識と力量を身に付けます。

本研修
(2)オリエンテーション(15分)【オンデマンド】

主催者あいさつ  萩原 なつ子 独立行政法人国立女性教育会館理事長
趣旨・受講案内  独立行政法人国立女性教育会館事業課

(3)講義1「地域の男女共同参画推進事業を進めるために必要な視点とは」(30分)【オンデマンド】

事業の担当者自らがジェンダー視点に立つことの重要性を理解するとともに、地域に根差した男女共同参画推進の担い手としての役割に向き合い、確認します。
講師 椎木 隆 宮崎市男女共同参画センター「パレット」センター長

(4)講義2「事業を企画・実施・評価する際のポイントと注意点」(40分)【オンデマンド】

実際に、事業を企画・実施・評価する際に必要な基礎知識とジェンダー視点を踏まえた注意点を事例とともに解説します。
講師 松下 光恵 NPO法人男女共同参画フォーラムしずおか代表理事

(5)講義3「ジェンダー統計の基礎知識と事業での活用の視点」(30分)【オンデマンド】

男女共同参画の課題を把握するために不可欠なジェンダー統計の基礎知識を学び、地域の事業においてジェンダー統計を活用するための視点について理解を深めます。
講師 渡辺 美穂 国立女性教育会館研究国際室長(併)主任研究員

(6)講義4「地域の拠点施設において、情報事業の果たす役割」(30分)【オンデマンド】 

地域の拠点施設における情報事業の役割を考えるとともに、企画立案のための情報収集について、NWECの「女性教育情報センター」をはじめ、男女共同参画に関する情報の総合窓口「女性情報ポータル“Winet”(ウィネット)」、女性関連施設情報等のデータベースの活用方法から学びます。
講師 森 未知 国立女性教育会館情報課図書・情報係長(併)専門職員

(7)事例報告「今日的な課題に対応した事業の実践に向けて」(20分×3)【オンデマンド】

若年層をはじめ、地域の多様なセクターといかに連携・協働していくのか、また、事業を通じた効果的な広報のあり方を探り、どのように情報発信していくのか、という課題は、喫緊の対応が求められています。そこで、地域で取り組む際のポイントや時宜にかなった新たな事業モデルについて、実践事例を通じて考えます。

①「若年層へのアプローチ」
報告者 野田 律子 福岡県男女共同参画センター「あすばる」センター長

②「SNS広報と事業を通じたこれからの情報発信」
報告者 木山 直子 くにたち男女平等参画ステーション・パラソル ステーション長

③「地域の多様なセクターをいかに巻き込み、連携・協働していくか」
報告者 菅原 亜都子 札幌市男女共同参画センター係長

(8)情報交換会しゃべり場(希望者のみ・各回定員30名)*複数回の申込可能 Zoom ミーティング(120分×3)【ライブ】

上記(7)の事例報告者から話題提供を受けた後、日頃の業務の中で課題に感じていることや実践に向けてのアイデアを話し合い、相互交流を通じて新たな気付きを得ます。

第1回:12月12日(金)14:00~16:00
トピック:「若年層へのアプローチ」 
話題提供・助言 野田 律子 福岡県男女共同参画センター「あすばる」センター長

第2回:令和8年1月9日(金)14:00~16:00
トピック:「SNS広報と事業を通じたこれからの情報発信」
話題提供・助言 木山 直子 くにたち男女平等参画ステーション・パラソル ステーション長

第3回:令和8年1月16日(金)14:00~16:00
トピック:「地域の多様なセクターをいかに巻き込み、連携・協働していくか」
話題提供・助言 菅原 亜都子 札幌市男女共同参画センター係長

8.受講に必要な環境

・インターネットに接続できるパソコン(推奨)またはタブレット、スマートフォンが使用できること
・使用する端末のOSはWindows(11含む)
・インターネットブラウザは、Firefox最新版、Google Chrome最新版、Microsoft Edge最新版、Safari最新版を推奨
(参照:https://www.insource.co.jp/it-tool/leaf-faq/index.html#faq1000)

[情報交換会に参加する場合]
 ・インターネットに接続できるパソコンまたはタブレット(スマートフォン不可)にwebカメラ・マイク機能があること(外付けも可)
 ・使用する端末に、最新版のZoomアプリがインストールしてあること
 ・通信が遅延、途切れることのない安定したネットワーク環境があること
 ・参加者1人につき1台端末があること
 ・話しやすい静かな環境があること

9.申込方法等

(1)申込方法

・専用申込フォームからお申込みください。
① システムに基本情報を登録後、パスワードとIDが発行されます。
*申込時のメールアドレスが参加IDとなります。
②ID発行後、アンケートに回答することでお申込みが完了します。
※同じメールアドレスで複数の参加者を登録することはできません。

(2)申込期間 

令和7年10月15日(水)9:00 ~ 11月19日(水)16:00

(3)参加決定通知

・参加決定と受講案内は、申込時のメールアドレスに通知します。
・令和7年11月25日(火)を過ぎても連絡がない場合は、本件担当までお問合せください。

(4)キャンセル

・参加決定通知の送付後にキャンセルする場合は、必ず本件担当までメールにて御連絡ください。

(5)研修の流れ

10.その他

(1)フォローアップ調査の実施

令和8年7月頃に実施するフォローアップ調査に御回答ください。参加者のニーズや課題を今後の事業企画に反映するために、御協力をお願いします。

(2)広報

ライブ配信プログラムにおいて職員が撮影した写真を、事業記録や広報(ホームページ、SNS、ちらし等)に使用することがあります。あらかじめ御了承ください。

(3)プログラムの変更・中止について

感染症、気象状況、天災、官公庁からの指示、その他主催者が研修を安全かつ円滑に実施することが困難と判断した場合には、やむを得ずプログラム内容の変更または開催を中止する場合があります。なお、これらの情報は、随時当会館のホームページでお知らせします。

11.問合せ先

独立行政法人国立女性教育会館事業課
〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728
TEL:0493-62-6724(平日 9:00~17:00)
メール:ml.kikaku@nwec.go.jp *お問い合わせは原則としてメールでお願いします。

 国立女性教育会館では、令和7年12月2日(火)〜令和8年1月20日(火)の期間、令和7年度「地域における男女共同参画推進のための事業企画研修」をオンラインで開催しました。この研修は、企画立案のノウハウや課題解決のための情報収集の方法を学ぶことで、男女共同参画の視点に立った事業を効果的に展開する手法を身に付け、実践力を養うものです。期間中、双方向での学びの場として、ライブ配信での情報交換会しゃべり場も3回にわたり実施し、実務に直結した内容としました。
 対象は、地方自治体・男女共同参画センター等女性関連施設・公民館等で企画業務に携わる現職の方々とし、今年度初めて男女共同参画部署に配属された初任者から、男女共同参画センターで何年も企画業務に携わってきたベテランまで、305名がオンデマンド配信のプログラムを受講しました。
 うち、情報交換会しゃべり場にはのべ80人が参加し、どの地域においても喫緊の今日的な課題をトピックに、相互交流を通じて、企画者に求められる視点を再確認しました。

 受講者からは、「様々な地域・団体の取組について知ることができ、ヒントがたくさん見つけられた。」「事業の企画・実施・評価のポイントが分かった。数値化し、客観的に評価した記録を組織で共有し、次に活かすことの大切さを学べた。」「熱意と行動力で人や地域と連携し、情報発信できている成功例を学び、ないない尽くしから生まれる創意工夫が刺激になった。」等の感想が寄せられました。

各プログラムの実施概要は以下のとおりです。

(1)講義1「地域の男女共同参画推進事業を進めるために必要な視点とは」

 宮崎市男女共同参画センター「パレット」センター長の椎木隆さんから、センターを軸とした地域への事業展開について、啓発のポイントや様々な地域団体、学校・保育施設、企業等と連携して進めることの意義が語られ、短期で成果を出そうとするのではなく、一歩一歩継続した取組が重要であるというメッセージが送られました。

(2)講義2「事業を企画・実施・評価する際のポイントと注意点」

 NPO法人男女共同参画フォーラムしずおか代表理事の松下光恵さんが、長年にわたる現場経験から得られた知見に基づき講義を行い、実際に事業を企画・実施・評価する上での基礎知識とジェンダー視点を踏まえた注意点について事例とともに解説しました。

(3)講義3「ジェンダー統計の基礎知識と事業での活用の視点」

 当館研究国際室長(併)主任研究員の渡辺美穂より、男女共同参画の課題を把握するために不可欠なジェンダー統計とは何か、基本的な事柄を解説し、地域の事業に活かすための視点について考えました。

(4)講義4「地域の拠点施設において、情報事業の果たす役割」

 当館情報課図書・情報係長(併)専門職員の森未知より、地域の拠点施設における情報事業の役割について確認しながら、企画立案の際の情報収集に役立つ、当館のデータベースの活用方法について紹介しました。

(5)事例報告「今日的な課題に対応した事業の実践に向けて」
①「若年層へのアプローチ」

 福岡県男女共同参画センター「あすばる」センター長の野田律子さんより、若者のジェンダー平等理解促進事業として実施している『高校生×ジェンダー平等ワークショップ』について、そのプロセスや運営面で苦慮した点を含めて、得た成果や今後に向けての検討課題を報告していただきました。

②「SNS広報と事業を通じたこれからの情報発信」

 くにたち男女平等参画ステーション・パラソル ステーション長の木山直子さんより、情報誌やパネルをはじめ、HP・SNS等の情報発信事業の紹介とともに、実際にコンテンツを制作したり、発信したりする上で心掛けているポイントや工夫点をお話しいただきました。

③「地域の多様なセクターをいかに巻き込み、連携・協働していくか」

 札幌市男女共同参画センター係長の菅原亜都子さんより、営利セクターと非営利セクターの協働でジェンダー平等を目指すプラットフォーム「ジェンダー・コレクティブ北海道」の事業について報告していただき、連携・協働する過程で派生してくる課題への対応策等、事務局としてコーディネートに必要な視点をご教示いただきました。

(6)情報交換会しゃべり場(全3回)

第1回(12/12開催):トピック/若年層へのアプローチ
第2回(1/9開催):トピック/SNS広報と事業を通じたこれからの情報発信
第3回(1/16開催):トピック/地域の多様なセクターをいかに巻き込み、連携・協働していくか

 上記の日程で、希望者のみのライブ配信プログラムとして、情報交換会しゃべり場を開催し、各回のトピックについて、事例報告に登壇した講師からの話題提供と質疑応答に続いて、グループディスカッションを行い、活発に意見を交わしました。全国から集まった参加者は、立場の違いや異なる視点から、それぞれに抱える課題や取組状況を話し合い、新たな実践に向けての気付きを得るとともに、モチベーションを高める機会としました。

情報交換会しゃべり場第3回 情報交換会しゃべり場 第3回の様子

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