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大学等における男女共同参画イベント情報

「母親」たちはなぜ動いたのか?

—学生と語る 1970-90年代の練馬母親連絡会(立教大学)

 母親運動は戦後日本における社会運動の一つとして、特に1950年代に始まる原水爆禁止運動との関連で注目されてきました。
 共生社会研究センターで所蔵する「練馬母親連絡会」資料は50年代半ばから練馬区を中心に女性たちが展開した様々な運動や、区政や都政との関わりが見える貴重な資料です。
 この講演会では、練馬母親連絡会に関してこれまで関係者とともに研究をされてきた山嵜雅子氏、そして練馬区の社会教育行政に携わりつつ、社会教育の面で連絡会の活動を支えてきた野々村恵子氏をお招きし、歴史史料として「練馬母親連絡会資料」を読んでいる文学部史学科の学生からの疑問点・論点にこたえる形で、「母親」たちの運動から見た地域社会や区、都、政府の政策について、美濃部都政が続いた1970年代から、保守政治と消費社会化が進む1980~90年代を中心に語っていただきます。

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◇日時:2016年7月9日(土)15:00~18:00
(14:30開場)
◇会場:立教大学池袋キャンパス 14号館 D301教室
◇講師とテーマ:
 ☆山嵜雅子氏(練馬女性史を拓く会・立教大学兼任講師)
  「練馬の住民・市民運動と練馬母親連絡会」
 ☆野々村恵子氏(練馬女性史を拓く会)
  「練馬の母親運動と社会教育」
◇学生報告:
 ☆立教大学文学部史学科 日本現代史ゼミ3年   ワーキンググループ
◇コメント:
 ☆小野沢あかね(立教大学文学部史学科教授)

◇主催:立教大学共生社会研究センター
◇参加:参加費無料、申し込みは不要です。
◇お問い合わせ:立教大学共生社会研究センター
 電話:03-3985-4457(月~金、9:00-17:00)
 FAX:03-3985-4458
 E-mail:kyousei@rikkyo.ac.jp

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