研修・イベント

研修

実施報告

平成25年度「大学等における男女共同参画推進セミナー」

開催期間:平成25年11月28日(木)~29日(金)  1泊2日 / 定員:80名

開催場所:国立女性教育会館


事業内容

男女共同参画社会の実現には、高等教育機関としての大学・短大・高専においても、その一翼を担うことが求められており、男女共同参画の推進に向けて、意思決定組織に所属する教職員、男女共同参画推進責任者等を対象としたセミナーを実施する。

1.趣  旨

 男女共同参画社会の実現は、国、地方公共団体、国民すべてに課せられた責務であり、高等教育機関としての大学・短期大学・高等専門学校においても、その一翼を担うべきことが求められています。文部科学省の「女性研究者研究活動支援事業」などをきっかけに男女共同参画推進室が設置されるなど、大学等における男女共同参画推進への取組が進みつつあります。
 しかし、学内全体への男女共同参画意識の浸透や男女共同参画の推進体制はいまだ十分とは言えません。また、研究者に占める女性の割合も諸外国に比べ依然として低い状況にあります。
 このような状況を踏まえ、本セミナーでは、大学・短期大学・高等専門学校における男女共同参画の推進に向けて、それに関わる教職員を対象として、専門的、実践的な研修を行います。

2.主  催

独立行政法人国立女性教育会館

3.後  援

文部科学省
一般社団法人国立大学協会
日本私立大学団体連合会
日本私立短期大学協会
独立行政法人国立高等専門学校機構

4.会  場

国立女性教育会館
〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728
TEL 0493-62-6724・6725
FAX 0493-62-6720
Eメールアドレス progdiv@nwec.jp("@"を半角英数の"@"に変更してください)
ホームページURL http://www.nwec.jp/

5.期  日

平成25年11月28日(木)~11月29日(金) 1泊2日

6.参 加 者

大学・短期大学・高等専門学校における男女共同参画推進に関わる教職員

7.定  員 

80名

8.日  程(各プログラムの間に5~15分程度の休憩があります)

 ・※印が付いているプログラムは希望者のみのプログラムです。
 ・当事業は、「第3次男女共同参画基本計画」における「第11分野 男女共同参画を推進し多様な選択を可能にする教育・学習の充実」
 「第12分野 科学技術・学術分野における男女共同参画」に位置付けられている事業です。

9.内  容

第1日 11月28日(木)

(1)開会
 13:00~13:10 
 ①主催者あいさつ
 ②プログラムの趣旨説明

(2)基調講演「大学における男女共同参画の意義」
 13:15~14:45
  大学における男女共同参画を推進する意義について考え、大学における男女共同参画推進のための組織や体制づくり等をどのように進めたらよいかなどについての理解を深めるきっかけとします。
  講師:羽入 佐和子  お茶の水女子大学学長

(3)文部科学省説明と質疑応答「女性研究者支援と研究力強化」
 15:00~15:30
  文部科学省の説明を聞き、科学技術・学術分野における男女共同参画を推進する上での現状及び国の施策について知り、大学における男女共同参画推進に向けた今日の政策課題についての理解を深めます。
  講師:和田 勝行  文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課 人材政策推進室室長

(4)講義「大学における女性のキャリア形成支援」
 15:40~16:55
  大学内での男女共同参画に向け、女性研究者や女子学生へのキャリア形成支援の必要性などについて理解を深めます。
  講師:渡辺 三枝子  筑波大学名誉教授

(5)情報提供「内閣府主催の大学教職員等向け研修について」
 17:00~17:20
  内閣府男女共同参画局では、昨今、注目されている交際相手からの暴力について、大学教職員等に対する研修を実施しています。若年層の男女間における暴力に関する基本情報に加え、12月に開催する研修について情報提供します。
  講師:湯澤 麻起子  内閣府男女共同参画局推進課暴力対策推進室 課長補佐

(6)情報提供(*希望者のみ)「大学等における男女共同参画関連情報」
 17:30~18:00
  男女共同参画社会及び女性・家庭・家族に関する専門図書館である国立女性教育会館「女性教育情報センター」が収集・提供する関連資料、女性情報ポータルWinetからデータベース検索を使った情報の活用について情報提供します。
  講師:森  未知    国立女性教育会館情報課専門職員

(7)情報交換会(*希望者のみ)
 19:30~21:00
  夕食後、それぞれが抱える課題の解決に向けた方策について情報を交換するとともに、参加者同士のネットワークづくりを行います。

第2日 11月29日(金)

(8)報告「大学等における男女共同参画に関する調査研究の報告」
 9:00~ 9:40
  昨年度からNWECが行っている大学における男女共同参画に関する調査研究について、最新の結果を報告します。
  講師:野依 智子    国立女性教育会館研究国際室研究員

(9)コース別ワークショップ 
 9:50~11:50
 12:50~14:20
  大学における男女共同参画推進の主要な課題について、事例報告をもとにディスカッションを行い、実践力を養います。

 <分科会1>「大学における男女共同参画の体制づくり」
  事例① 「全構成員で取組む男女共同参画~優しい大学づくりを目指して~」
   報告者:長安 めぐみ   香川大学男女共同参画推進室コーディネーター
        石井  明    香川大学男女共同参画推進室副室長

  事例② 「大学における男女共同参画意識共有のためのトップダウンとボトムアップの相乗効果」
   報告者:伊達  紫     宮崎大学清花アテナ男女共同参画室室長

 <分科会2>「大学における女性研究者支援の在り方」
  事例① 「名古屋大学における男女共同参画の取組」
   報告者:束村 博子    名古屋大学男女共同参画室室長

  事例② 「上智大学の女性研究者支援モデル育成事業とその後」
   報告者:ユー・アンジェラ 上智学院男女共同参画推進室室長

 <分科会3>「理系女子学生へのキャリア形成支援」
  事例① 「推薦入試(女子枠)での実績と工科系女子へのキャリア形成支援」
   報告者:山下 啓司    名古屋工業大学工学研究科教授
                 工学教育総合センターキャリアサポートオフィス長

  事例② 「国立高専機構における女子学生へのキャリア形成支援の取組について」
   報告者:内田 由理子   香川高等専門学校教授
                 国立高等専門学校機構男女共同参画推進室併任教授

(10)全体会
 14:30~15:00
 各分科会の報告により、参加者の情報共有を行います。

(11)ふりかえり
 15:00~15:10 
 研修をふりかえり、参加者それぞれがアンケートに記入します。

(12)閉会
 15:10

10.申込方法・期限等

募集を締め切りました。多数の皆さまのお申し込み、ありがとうございました。
(1)方  法
   ①Eメール:国立女性教育会館ホームページよりお申し込みください。
    参加申込書をダウンロードし、ご記入の上、progdiv@nwec.jp("@"を半角英数の"@"に変更してください)にメール添付にて送付し     て下さい。
   ②郵送・FAX:国立女性教育会館事業課までお申し込みください。
   ※ 開催要項、参加申込書のデータは以下よりダウンロードできます。

(2)申込期限
   申込期限を延長しました!
   平成25年11月14日(木)(必着)
※ 先着順に受け付けます。期間内でも定員に達した場合は申込の受付を締め切らせていただきますので、ご了承ください。

(3)提出書類
   ①「参加申込書」(別紙1)
   ②「大学・短期大学・高等専門学校における男女共同参画推進の実情・工夫について」(別紙2)

(4)参加決定のお知らせ
    ご本人宛に文書にてお知らせします。11月21日(木)までに連絡が来ない場合は、お手数ですが事業課(電話:0493-62-6724)までお問い合わせください。

11.所要経費

(1)参加費     無料

(2)宿泊費     研修期間中は1泊1,000円(前・後泊を含みます。)

(3)食費      1食 700円~1,000円程度(カフェテリア方式)

(4)情報交換会費  1,000円(希望者のみ)
   ※ 研修期間中の宿泊及び食事は、すべて会館をご利用ください。
   ※ 交通費・宿泊費の主催者からの支給はありませんのでご注意ください。

12.保  育

研修期間中、おおむね2歳以上から学齢未満の幼児保育を実施します。希望する場合は、「参加申込書」(別紙1)に必要事項を記入の上、お申し込みください。(先着順)

13.そ の 他

  • 11月28日(木)と29日(金)に国立女性教育会館と東武東上線武蔵嵐山駅との間で無料送迎バスを運行いたします。
  • 期間中、職員が撮影した写真を事業記録や広報のために使用することがあります。あらかじめご了承ください。

 国立女性教育会館では、11月28日(木)~29日(金)の1泊2日で、「大学等における男女共同参画推進セミナー」を開催しました。大学、短期大学、高等専門学校等で男女共同参画推進に関わる教職員など87名が参加しました。
 開会行事の後、「大学における男女共同参画の意義」と題して、お茶の水女子大学の羽入佐和子学長が基調講演を行いました。次に文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課より女性研究者支援と研究力強化に関する主な施策についての説明や筑波大学の渡辺三枝子名誉教授の講義「大学における女性のキャリア形成支援」を行いました。参加者は大学における男女共同参画の意義や推進のための組織や体制づくり、女性研究者や女子学生のキャリア形成支援の必要性などについての理解を深めました。
 2日目に行った分科会では、『大学における男女共同参画の体制づくり』『大学における女性研究者支援の在り方』『理系女子学生へのキャリア形成支援』を各分科会のテーマとして、各大学等(香川大学、宮崎大学、名古屋大学、上智大学、名古屋工業大学、国立高等専門学校機構)の事例報告やグループ討議等を通じて、自校の男女共同参画推進上の課題とその解決方法について考えました。
 参加者からは「同じ立場の方々と情報交換でき、新たなネットワークが築けてよかった」「自分の学校以外のことを多く知ることができ、参考になった」「共通のテーマについて、深く討論することができた」等の感想が寄せられました。

当日の様子(抜粋)

基調講演「大学における男女共同参画の意義」
講師:羽入 佐和子 氏

講義「大学における女性のキャリア形成支援」
講師:渡辺 三枝子 氏

各分科会の様子

研修・イベント