研修・イベント

大学等における男女共同参画イベント情報

立教大学ジェンダーフォーラム

第68回ジェンダーセッション「世界の紛争下における性暴力の課題」 (立教大学)

日時:2016年5月20日(金) 18:30~20:30
場所:立教大学 池袋キャンパス 7号館7101教室
講師:
秋林 こずえ氏
【講師略歴】 
同志社大学教員/婦人国際平和自由連盟(WILPF)会長。研究と活動分野は、軍隊と性暴力の問題、安全保障の脱軍事化、女性たちのグローバルな平和運動。主著に「ジェンダーの視点と脱植民地の視点から考える安全保障——軍事主義を許さない国際女性ネットワーク」『平和研究 安全保障を問い直す』(早稲田大学出版会、2014年)がある。

米川 正子氏
【講師略歴】
立教大学21世紀社会デザイン研究科特任准教授/元国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)職員。専門分野は紛争と平和、人道支援など。日本平和学会理事。主著に『世界最悪の紛争「コンゴ」——平和以外に何でもある国』(2010)など。

学生コメンテーター
・井上美咲(立教大学法学部4年生)
・田中志歩 (立教大学現代心理学部3年生)

【テーマ】 「世界の紛争下における性暴力の課題」
【講演概要】 
武力紛争下の女性に対する性暴力が「戦争の武器」として意図的な戦略に利用されている事実は広く認識されている。が、国際的に注目を浴びたのは1990年代に入ってからで、2000年には、加害者を確実に罰し性暴力に関する「不処罰」の連鎖を終えるための各国政府や国際機関が責任を果たすように要請する決議が国連安保理で採択された。 性暴力撲滅に向けた取り組みが少しずつ立ち上がっている一方で、「世界のレイプ中心地」とも描写されるコンゴ民主共和国東部において、過去20年間、無差別な性暴力が日常化している。第68回ジェンダーセッションでは、「コンゴの性暴力と紛争を考える会」の秋林氏と米川氏がそれぞれ世界の紛争と性暴力の課題とコンゴの事例について発表し、学生がコメンテーターとして参加する構成をとる。

申込:お申込み・参加費等は不要です。お気軽にご参加ください。
主催:立教大学ジェンダーフォーラム
共催:立教大学グローバル教育センター
問い合わせ先:立教大学ジェンダーフォーラム事務局
〒175-8501
豊島区西池袋3-43-1 立教大学
池袋キャンパス6号館(1階)
Tel&Fax: 03-3985-2307
gender@rikkyo.ac.jp

研修・イベント