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大学等における男女共同参画イベント情報

立教大学ジェンダーフォーラム主催 第77回ジェンダーセッション「アメリカのオギノ式:1930年代の「自然な」避妊法の導入をめぐる郵便・宗教・産児調節運動の様態」(立教大学)

2019年5月20日(月)

日 時: 2019年5月20日(月) 18:00~20:00
講 師: 横山美和氏(本学ジェンダーフォーラム教育研究嘱託、お茶の水女子大学基幹研究院研究員、東洋大学非常勤講師)
会 場: 立教大学池袋キャンパス4号館別棟 4151号室
概 要: 1924年に産婦人科医の荻野久作によって発表された排卵期に関する学説は、ただちに避妊に応用され、その避妊法は「オギノ式」と呼ばれるようになった。オギノ式はローマ教皇が唯一仕様を許可したと解釈され、アメリカには1930年代初頭にカトリック医師によって紹介され「リズム法」として知られるようになった。
当時、避妊に関する情報を郵送してはならないという「コムストック法」があったにもかかわらず、リズム法を記した文書は郵送が許可された事実に産児調節運動家らは動揺した。オギノ式をめぐって、郵便、宗教、産児調節運動が交錯する様子を描き出し考察してみたい。

※お問い合わせは、下記、立教大学ジェンダーフォーラム事務局までお願い申しあげます。ご来場をお待ちしております。
立教大学ジェンダーフォーラム事務局(池袋キャンパス6号館1階)
TEL:03-3985-2307 E-mail:gender@rikkyo.ac.jp


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